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電話恐怖症ではありませんか

私がまだ若い頃、会社には当たり前のように固定電話があり、当たり前のように女性は電話をとりつぐもの。
そんな社会が広がっていました。今はそんな昭和な考えではやっていけませんよね。


電話に出るということ

今勤めている会社でも、固定電話が設置してあり、派遣社員のみが電話を受けています。
それもどうかと思いますが、電話は外部のお客様からの電話が多く、時に嫌味なことを言われたりすることもあります。
ほとんど取り付ぎだけで、その後ほぼ100%、社員にまわすのですが、それならなぜ社員が取らないのか不思議ですね.
仕事の仕方を変えられないものかと思います。

固定電話恐怖症


電話を取ろうとすると心拍数が上がったり、途端に気分が悪くなったり、着信音を聞いただけで緊張してフリーズするようになってしまったり。
普段はきちんと記憶、記録出来るのに、緊張で覚えられない。

これらは『固定電話恐怖症』と呼ばれるメンタルリスクなのです。

固定電話恐怖症は、厚生労働省が定めた精神疾患として認知されている病気ではありませんが、定義上は『不安障害』の一種と考えられます。

したがって「一人前に仕事ができないうちは、新人は電話を取るのが当たり前」などという"昭和"の発想で接していては状況が悪化するばかりです。

そして、派遣社員に固定電話を押し付ける仕事のあり方も変えるべきです。

いま、在宅勤務なども多くある中で、固定電話の業務のある部署の人は,出社するのが当たり前な風潮。
固定電話のあるデスクに座らなければならないから在宅したいと言えない。
そんな風潮。
派遣だから仕方ないと諦めるしかない現状がほとんどではないでしょうか。

メンタルリスクをどうするか

このリスクを少しでも解消するならば、電話をとるのに困らない程度のマニュアルをデスクに置いたり,それこそ電話をとる専門の方々へ外出しするなど検討してはどうだろう。

世の中には電話業務が好きという方々もいるので、外出しすれば,その分固定電話に縛られず、安心安定でパフォーマンスを発揮していけると思います。

怖がらないで開き直る

それでも固定電話業務のあるあなた。今日からこんな気持ちで固定電話デスクへ向かいませんか?

怖がらないこと。

お客様が沸騰したときは丁寧さを残しながらも、ある程度聞き流すこと。

職制が派遣で社員にまわすのであれば、あなたに責任はないのです。
責任の取れる人たちへまわすことに従事し、必要以上に感情移入しないこと。

重く責任を受け止めず、さらりと受け流しましょう。

今日も心緩めて、前に進めますように.

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