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宇宙(そら)に向け、言の葉を編む 2作中の地名由来はカバラから

「生命の木 Tree of Life」は、ユダヤ教のカバラでは「セフィロトの木」とも呼ばれ、宇宙万物を解析するための象徴図表に位置付けられているそうです。(Wikipediaより)
ヱヴァンゲリヲンをはじめとする様々なコンテンツにおいても、その世界観を構築する礎になっていますね。

(画像提供⁑ ポテト山宇宙丸 様)


この「生命の木」を基に、物語の舞台を設定した
拙書「しめこのうさぎ」。
前編「月兎の郷(つきのさと)編」に登場する
地名の解説に移ります。

生命の木の「均衡の柱」と呼ばれる中央のラインを、山の尾根に見立てています。
セフィラと呼ばれる10個の球体を、美籠山(兎遣山、冠山も含む)の
旧字(あざ)に充てています。
バス停留所の名称になっている処もあります。
主人公・竹栢縁八(なぎよしや)の現住所から近い順に。

(「しめこのうさぎ」舞台設定 兎遣山・美籠山・冠山 字名)

なお、「グランマートルハイランド」は、
美籠山の頂から、火床、煙、根析、魕背戸の辺りを開発した地域。

各セフィラを繋ぐ「パス」は、そのまま、「道」の名前にしました。
タロットカードの大アルカナ22枚に対応しています。
こちらも、また、後日解説致します。

このように舞台を設定することにより、当初は霞のように捉えどころなく、ふわふわと宙を漂っていたような世界観が、具体的な形となって物語の足場を固め、さらに独自の彩りを添えることが出来ました。

それでは、また (^_-)-☆

「しめこのうさぎ」は、現在、Amazon kindleにて全4巻(各¥385)販売しております。


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篠原有利さんによる魅力的な朗読と、実在の環境での録音(リアル音源)をもとに作成された音響効果で、お送りしています。


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