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創作意欲は環境から!美術館編

こんにちは!
ジュエリーデザイナーのMASUMIです!💎✨

先日大阪中之島美術館で開催された、「モネ 連作の情景」展に行ってまいりました!

大阪中之島美術館に向かうと、まず見えてくるのは、なぜそこにいる感満載のにゃんこがお出迎えです(=^・^=)

シップス・キャット(ミューズ)

大阪出身の現代美術家、ヤノベケンジさんの作品で、シップス・キャット(ミューズ)という作品です。
ミューズとはギリシャ神話に登場する女神たちの総称らしく、シップス・キャットは、堂島川に面する美術館から私たちを見守る守護ネコ😽なのです!

はじめて美術館を訪れる方は、必ずパシャリと写真を撮るスポットとなっています📸

さていよいよモネの展示場へ。

クロード・モネは皆さんもご存じの通り、「睡蓮」が有名ですね。
印象派を代表するモネは、自然の光と色彩の効果を連作という形で、同じ景色を時間を変えてキャンバスに描いたのです。

代表作の一つ「睡蓮」や「積み藁」の作品が何種類もあるのは、時の移り変わりを色や光に焦点を合わせて描いていたのです。

実体のない光を絵に描くってどういうこと?と疑問に思っていたのですが、晩年のモネの作品で見事に表現されている作品に出会いました。


これは、柳の木がさかさまに描かれているのですが、水面に写し出された柳の木を描いているのです。
直接生えている柳の木を描かなくても、川岸に柳の木が生えているんだなということがわかります。
そして柳の木の隙間から空の光がまぶしく反射して描かれています。

実体のない光を描くって、こういうことなんだなと感心せずにはいられません。

私のジュエリーの作品は、お客様の思いをジュエリーとして形にするお仕事なので、実体のないものを作品にするという意味では、創造することをお仕事とされているクリエーターやデザイナーの皆さんに共通することなのではないかと思っています。

創作意欲は、こうした素晴らしい作品や、それを作成したときのストーリーを五感で感じて、自分の作品へのヒントや意欲になったりするのです。

是非皆さんも美術館に足を運んで、五感を感じてみてくださいね!

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