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『「技術書」の読書術』を書いた著者の本棚

「本棚に並んだ本の背表紙を見るのが好き」な私。
本を読むのも好きですが、読んだあとに「その本を本棚のどこに入れようか」と考えるのも好きなのです。

そんな私が『「技術書」の読書術』という本を書きました。
この本の中でも私の本棚の一部を紹介していますが、本の紹介と合わせて、私の本棚やその格納方法について紹介します。

『「技術書」の読書術』とは

2022年11月4日に翔泳社より『「技術書」の読書術』という本が刊行されます。この本をIPUSIRONさん(@ipusiron)と共著で執筆しました。

この「技術書」とは、ITに関する技術について書かれた本を指します。プログラミングやアルゴリズム、データベース、ネットワーク、セキュリティなど、ITにはさまざまな分野があります。他にもIoTやAIなどのトレンドもありますし、AIを実現するための数学も関係するでしょう。
こういったITに関する本をまとめて「技術書」と読んでいます。

「読書術」の本ですが、サブタイトルにもあるように、「選び方」や「読み方」、そして「情報発信」について書いた本です。

  • たくさんある技術書の中から、どうやって自分に合った本を選ぶのか

  • 専門書をどうやって読みこなして理解していくのか

  • 読んだことを忘れないためにどうするのか

  • 自分が学んだことを他の人に知ってもらうにはどうするのか

といったことをまとめた本だと言えます。
ぜひ手に取ってみてください。

著者の本棚

少し前置きが長くなりましたが、今回のテーマである「本棚」について紹介します。
「本棚」といっても特別な棚を持っているわけではありません。
我が家では、写真のように3段の「カラーボックス」を並べています。

本棚の一部

写真には6個のカラーボックスが写っていますが、これはほんの一部で、他にもたくさんのカラーボックスが並んでいます。
何冊あるか数えるのも大変なので正確な数は分かりませんが、ざっと数千冊はあるでしょう。

どういったルールで棚に入れるか

これだけ多くなると、どうやって管理するのかが難しくなります。本がたくさんありすぎて、どの本をどの棚に入れたのかがわからなくなるのです。
買った本はScrapboxやObsidianで管理しているので、本棚のどこかにあることはわかるのですが、どこにあるのかわからないと困ります。

読んだばかりのときは場所を覚えているからよいものの、時間が経つとその本を探せなくなります。1,000冊を超えると、整理しておかないと探せなくなってしまうのです。

さまざまな方法を試しましたが、結局は書店と同じように分類して並べることにしています。
私の場合は技術書がほとんどなので、そのジャンルごとに分けて並べています。
「ここはネットワーク」「ここはデータベース」「ここはセキュリティ」といった感じです。
こうすれば、とりあえずその棚を見れば見つかります(複数のジャンルにまたがる本もありますし、入れ間違えていて見つけるのに時間がかかることもあるのですが…)。

問題は、本が増えたときに、本棚から溢れてしまうことです。
もちろん、少しずつ本棚を拡張したり(カラーボックスを使うと簡単に拡張できるのは便利です)、引っ越したりすることで、再度整理できますが、そのうち限界が来るだろうな、というのが今の悩みです。

ルールから外れて格納する本

上記のように、書店と同じように分類している私ですが、一部にはこのルールから外れているものがあります。

分かりやすい例が「雑誌」です。
IT系の雑誌はいくつかありますが、定期購読していると、さまざまなジャンルの記事が出てきます。
しかも、1冊の中でネットワークやセキュリティなど、複数のジャンルをまたがって書かれたものもあります。

そこで、雑誌については雑誌用の棚に入れています。
毎月発行されるようなものは、発行された順に並べていくのが一番分かりやすいためです。
これは書店でも同じでしょう。

そして、もう1つが「シリーズ」になっているものです。
たとえば、翔泳社から出されている本に「図解まるわかり」や「おうちで学べる」シリーズがあります。

シリーズの書籍

こういったシリーズでは、本のジャンルは異なりますが、1つの本棚に入れています。
このあたりは書店との違いだと感じています。

シリーズものの表紙は見た目にも統一感があって、並んでいるのを見るだけでも楽しいものです。

まとめ

ここでは、私がどのように本棚に入れているのかを紹介しましたが、どうやって本を選んでいるのか、どうやって読んでいるのか、といったあたりは以下の本で詳しく紹介しています。
ぜひ手に取ってみてください。

#わたしの本棚

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