ターゲットを1人に絞る?ペルソナじゃなくて?
今朝ツイートをしました。
「増田さんはペルソナを決めるようにと言いますが、ターゲットを1人に絞ると来なくなるから絞らない方がいいと聞きました」と言われたのです。
うん!ターゲットを1人に絞っちゃヤバイよね!それはペルソナの話ではないですか?それはたぶんターゲットとペルソナがごっちゃになっていますよ。
ターゲットとペルソナの違いを知り、なぜペルソナを設定した方がいいのかまで理解しましょう。
ターゲットとペルソナの違いから理解しよう
ターゲットとは大まかな層です。「40代女性で〇〇に悩んでいる人」など。ペルソナはその中から抽出したたった一人の理想のお客様となります。
ターゲットは大まかな層なので。ここは絞り過ぎてはいけません。
ターゲットを1人に絞るとなると、元NECの社員でパソコンインストラクターをしていて、BMWに転職してセールスやって、今はウェブマーケのコンサルをしていてベンガル猫を2匹飼っている女性で、アイスとジャニーズ好き。
こんな人、世の中に私しかいませんもん!
ターゲットはある程度絞らないとならない
過去のお客様の声にあるキーリー聡美さんは、以前婚活コーチをしていました。「日本人で結婚したい女性」が対象だったのです。
イギリス在住で国際結婚を2回もしたことがある強みを活かし、「欧米人と国際結婚したい日本人女性」に絞りました。
ずっと「日本人で結婚したい女性」のままでは集客には繋がらなかったでしょう。彼女の強みを活かしターゲット層を絞りました。
メルマガ1通で100人を集客できるようになるまでそんなに時間はかかりませんでした。ただ絞ればいいというものではないということがわかりますか?
ペルソナを設定する理由を知ろう
ターゲット層の中から1人を抽出したのがペルソナです。ターゲットは絞りますが、ペルソナは「絞る」と言いませんよ。
では何のためにペルソナを設定するのでしょうか。思考や行動を予測してワタクシゴトにするためです。
ペルソナの設定の仕方は上記のように職歴や猫を飼っているなどの情報ではないのです。
世帯年収や普段の生活、性格や口癖などを何に悩んでいるのか、その悩みを解決したいのにできない心の葛藤、行動を起こすときの心理、情報を探すときの行動などです。
設定することにより、
・ペルソナが欲しい商品が作れる
・ペルソナが買える価格設定ができる
・ペルソナに刺さる発信ができる
・ペルソナに響くキャッチコピーが作れる
・ペルソナの行動がわかり、その延長線上に自分の商品を目に触れるようにできる
ペルソナを設定するメリットはてんこ盛りにあります。むしろ設定しないでマーケティングができるとしたら天才です。
困ったときの答えはペルソナが持っている
私はよく「答えは全てお客様」と言います。答えはペルソナに聞けばわかるからです。
「メルマガは何曜日に配信するのがいいのでしょうか?」「メルマガの配信時間は何時がいいのでしょうか?」「セミナーの開催日は何曜日がいいのでしょうか?」「セミナーは午前と午後どちらが集まりますか?」
ちゃんとペルソナが設定できていないと出る質問です。全て答えはあなたのペルソナなのです。
ペルソナを設定して普段の生活を予測すれば、メルマガの配信日、配信時間、セミナーの開催日や時間もわかりますよね。
長く事業をやっていてもつい忘れてしまうのがターゲットやペルソナ。不在で作ったセミナーは誰にも響かないので集まりが悪くなってしまうものです。
わからないときはあなたのペルソナに聞いてください。「あ、不在だった」と気付くと思います。
まとめ
この記事でターゲットとペルソナの違いはご理解いただけましたでしょうか。
ターゲットは大まかな層でしかありません。自分の強みを活かしてある程度まで絞りましょう。ペルソナはターゲットの中から抽出したたった1人の理想のお客様なので「ターゲットを1人に絞る」という表現は間違いです。
ペルソナを設定する意味は、思考や行動を予測してワタクシゴトにすることですので、細かく設定をしてくださいね。そして憑依するほどペルソナになりきって考えてください。
ペルソナになりきると答えが見つかります^^
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