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常識にとらわれたら岡本太郎に睨まれてみる

自分の中に毒を持て 岡本太郎著

とても強烈な装丁である。
タイトルも「自分の中に毒を持て」凄いな。

僕が、常識にとらわれたり、「〜せねばならない」義務にがんじがらめになった時、この本を取り出して、岡本太郎に睨まれてみる。
あなたは常識人間を捨てられるか!と声が響いてくる。

この本の中で、とても好きな箇所があるので抜粋ました。

「何かをはじめても、つづかないんじゃないか、三日坊主に終わってしまうんじゃないか、なんて余計な心配はしなくていい。気まぐれでも、何でもかまわない。ふと惹かれるものがあったら計画性を考えないで、パッと、何でもいいから、自分のやりたいことに手を出してみるといい。
 それでもダメなら―つまり続かなかったら続かなかったでいいんだ。いいと思うべきだ。
 計画性なんて言うことにこだわらず平気で捨ててみて、つまらなかったらやめればいい。途中で破棄しても、破棄してしまったと言う事はあまり考えない。」

自分の中に毒を持て 岡本太郎著

多くの人は、長続きしない自分のダメさを心に刻む。
歳を重ねると、このダメさは、あきらめになる。
「どうせ長続きしないから」と・・・
岡本太郎は、はじめることの大切さを説いている。
行動することの尊さを説いている。

そのとおりだと思う。

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