見出し画像

ハイカステージに行ってきました

 こんばんは、蒼日向真澄です。

 先日、舞台を観に行きました。今年初めての観劇で、行き先は快晴の北千住でした。

 北千住駅前にあるマルイの11階に、『シアター1010』という劇場があります。初めて行ったのですが、随分と高いところにある劇場でした。名前の由来は、千住→せんじゅう→1010ってことでしょう。なるほどって感じですね。

エレベーターで11階に着くと、左手に『シアター1010』があります。

 今回は『HIGH CARD』という作品の舞台を観劇しました。アニメ化されるほど人気のある作品です。
『特定の者に異能力を与える52枚の《エクスプレイングカード》が国中に四散してしまい、そのカードを回収する集団《ハイカード》に加入したフィンと仲間たちの活躍を、ユーモアを交えてスタイリッシュに描いた《トランプ×異能力バトルアクション》。』 (HPより引用)
 といったあらすじですね。バトルシーンも多いですが、コメディやミステリー要素もあると個人的には思います。

 舞台では珍しく、開演前の撮影が許可されていました。こうやってステージを撮影できるのは貴重でしたね。演劇中は中央にある階段やその脇にあるトランプ型のパネルが自由自在に動きました。そのあたりも含めて、ちょっとした感想を書きますね。

 この手の舞台は、いかに原作をリスペクトしているかが重要で、キャラクターたちの声や立ち振る舞いなどの再現度が高ければ高いほど良いものになります。また、原作のストーリーや世界観を残しつつ、舞台という3次元でしかできないオリジナリティーも出していくという難しさもあります。ハイカードをアニメで知った私は、この作品を現実でどのくらい再現できるのかなと疑問を抱きながら観劇していましたが、見終わると期待を大きく上回るものでした。

 まず、キャラクターたちの再現度が完璧でした。フィンという明るくひょうきん者で、しかし暗い過去を引きずりながらハイカードのメンバーとして頑張る主人公(黄色いスーツを着ているキャラです)を、主演の赤澤さんは見事に演じきっていました。

 また、クリス(赤いスーツを着ているキャラです)を演じる丘山さんも、クリスの表の顔とその中に潜ませている本心を上手く表現していて、レベルの高さを感じました。

 ウェンディ(グレー色のスーツを着ている女性のキャラです)を演じていた七木さんですね。ウェンディは剣を使って闘いますが、七木さんの殺陣が綺麗で、ウェンディそのものでした。

 他のキャストさんも、声や仕草、動きなどを忠実に再現されていて、純粋に「すげえなあ」と感じました。

 演出も惹かれるものがありましたね。特に階段を車に見立てるシーンは面白い発想だなと感じました。アクションシーンは音響や映像を上手いこと使って、本当に能力を使ってバトルをしているようで、迫力満点でした。会話シーンなどの音楽もオシャレでしたね。ハイカードのカッコ良い世界観をこの眼で見て、耳で楽しむことができました。
 
 ただ、個人的に一番好きだった場面は、メンバーたちが歌うシーンですね。これは舞台ならではの演出で、みんなが楽しそうに歌っている姿が、何故だがグッときました。興味深かったのは、アニメで使われていたOPやEDの曲をそのままメンバーたちが歌っているところでした。アニメで親しまれた曲を舞台でも使ってくれるというのは、嬉しいものがあります。もちろん、舞台オリジナルの曲もあり、それもカッコ良かったです。

 まとめると、この舞台は再現度も高く、舞台オリジナルの演出もあって、見ている人を飽きさせないものでした。そして何より、演じている役者さんたちが楽しそうにやっていることが一番よかったです。

 終演後、この日は役者さんを撮影できるということで、私も撮らせていただきました。いやあ、ビジュアルが良すぎる。みんなキャラクターに成り切っているんですよね。すごい。

 唯一の悔いは、もっと画質の良いスマホだったらなあ、ってことくらいですね。

 やはり、生のお芝居は得られるものが多いですね。時間とお金が許すなら、もっと多くの舞台を観劇して、人生を豊かにしていきたいですね。

 それでは、今回はこの辺で失礼します。

【引用】



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?