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今後のキャリア~人と組織ために何ができる?~(MBA日記 #DAY65)

MBAに入って早2ヶ月。自分のキャリア選択の視点が変わってきたように思います。

今までは、会社規模・年収・積める経験…などでしたが社会課題を意識するようになりました。

MBAに入ると様々な社会課題に触れることになります。
そうすると、自分のなかで「この社会課題何とかできないのか」と思うものが出てきて、少しでも貢献したくなってきました(こう書くと綺麗事に聞こえるけども、社会に無意味なことはしたくなります、本当に)。

そして、ますます「売上至上主義」に賛同できなくなってきています。

まだ今後のキャリアビジョンを明確に決めているわけではないですが、現時点で自分が思っている「やりたいこと」をつらつらと書いてみます。


私は24年4月 立教大学大学院に入学しました。
このノートは、入試~大学院生活~卒業後のキャリアまで書き続け、国内MBAのリアルを届けることが目的です。

「#DAY○○」は、初回授業日を1日目と数えて、本日まで何日経過したかを表しています。
ちなみに初回授業日~卒業までで、大体710日です。長いようであっという間に過ぎてしまうので、濃い時間を過ごせるようにしたいです。


やりたいこと:人と組織のマッチングの精度を高めたい

企業によって求める人材が違う。もっと言えば同じ企業でも、事業ごとに異なっている。成長期・成熟期など事業のフェーズや、今後の戦略によって、必要な人が変わるということだ。

個人視点では
ある会社では輝ききれなかった人も、
別の環境では輝けるかもしれない。

企業視点でも
あるチームではうまくいかなかった事業が、
他のチームでは成功するかもしれない。

このように、人・組織のマッチングは非常に重要だと私は思っている。

そして、マッチングするか否かの判断軸は、
職務経験だけではなく、パーソナリティも重要である。

しかし、今の日本でそれを意識している企業はどれだけあるだろうか?私がキャリアアドバイザーをやっていた経験上、少ないように思う。
部署ごとに求める人材(経験・パーソナリティ)を細かく定義していた企業に出会ったこともあるが、珍しくて印象に残っているくらいである。

出身大学・年齢・性別など、履歴書上に書いてあることに重きを置く企業が多い。しかし、これは一概に人事が悪いとは言い切れないと私は思う。

要因は、
①個人のスキル・パーソナリティは可視化できない
②人事、人材系職種に従事する人で、経営戦略まで理解している人が少ない
ことにあるのではないか。

例えば①で言えば、たった30分~60分程度の面接で人となりを把握しきることができないうえ、面接官のバイアスが入ってしまう。
もっと客観的な指標で可視化できるようにする必要がある、ということだ。

よって、私は現段階では、
「人のスキル・パーソナリティの可視化」に関する事業を営む企業で、
経営戦略まで踏まえた個人と組織のマッチングに貢献したいと思っている。

調べてみるとそういった事業を持っている企業は多い。
例えば、SPIも当てはまる。最近増えているタレントマネジメントシステムもそういう目的だろう。人と組織開発を研究している企業もある。

私は新規事業開発という、言わば「なんでも屋」をやっていることと、器用貧乏な自分の性格によって職種まではまだ絞り切れてないが、関わりたい事業は見えてきたように思う。

※ちなみに人と組織のマッチングは採用時だけではなく、採用した後においても重要である。採用段階ではマッチしていても、その後個人の価値観は変化するのでどこかでミスマッチになる可能性もある。
(ここでの「フォロー」とは、退職阻止ではない。個人が輝けるためのフォローであり、もし企業内で輝けないことが判明すれば、双方のために転職を促すなどが最適だと思っている。
人材流動性が低い日本社会の課題については、またどこかで記載したい。)

こういったテーマでMBAの修士論文を書いたりして、さらに理解を深めていきたいと思う。


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