天才と秀才
若かりしユーミンは言った、「私は天才、天才っていくらでも新しいものを作り出せるの、秀才は、インプットばかりね、システムを大きくすることはできるけど、新しいものは生み出せない」ぼくは秀才、なんだかうれしくない、みんな天才だよ、どこかで聴いたフレーズ、映像作家のかわなかさんが言ってた、ぼくもそうだと思う、人には何らかの才能があって何かを生み出せるはずなのに、もしかして、ぼくは拒否してる、へんな自己嫌悪感、新しいものを生み出す時、情報はいらない、じゃまになるからだ、ユーミンは言う、「曲をつくってるときは何も考えてない」なるべく頭を真っ白にして、一歩踏み込んだ後、待つ、すると、上から急に何がかやって来る、ぼくは運転してる時、お掃除してる時、あっ、あっ、あー、と急に忙しくなる、早くメモしなきゃ、そういう情報を受け取ることができる人を天才と言うのだろう、シンプルで簡単なことだ、だから、みんな天才、誰でも天から授かった才能を持ってるのだ
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