【こんな時こそ慌てず対処】マウントポジションのエスケープ3種 #柔術忘備録
⓪セルフディフェンス 相手にマウントポジションを取られて腕を押さえられた際のエスケープ2種
相手が馬乗りになってバンザイするように手を押さえられた場合
手は上にあげられないが、下に回すように動かすことはできる
縁を描くように手を下に下ろしつつ、ブリッジをして相手を前に送り出す
相手の腰を抑えてエビをして、片方の膝を差し入れる
相手が枕を取ろうとするのでその手をブロックしつつ、逆側にエビをする
足裏を腰に当てて、オープンガードを作る
ただ、相手が高い位置で押さえ込むとブリッジが効かない
最初と同じ動きをしつつ片膝で蹴り出して相手を前に送り出す
あとは同様にエビをしてエスケープしていく
⓪セルフディフェンス 相手が首を絞めてきた際のエスケープ2種
相手が首を絞めてきたら、殴ったり引っ掻いたりして相手を逆上させない
内側の手で相手で手首を、外側の手で相手の肘外をカップして脇を締める
その状態で手を引きつけて、手が抜けないようにする
相手の外側の足を自身の外側の足でくるぶしを引っ掛けるように隠す
首を傾げて、大きくブリッジして相手をひっくり返す
ひっくり返したら、相手の内肘をサムレスで止め、耳を相手のお腹に付けるようにしてパンチを避ける
相手が大人しくなったら腰を抑えて、相手が起き上がれないようにする
すぐさま股に膝を刺すように立ち上がり、すぐに起き上がって距離を取る
さらに首を強く首を絞められたパターンがあったような気がするが...忘れた。
①相手が横からマウントに移行しようとした際のエスケープ
相手が横四方から逆袈裟にしてマウントを仕掛けようとしたら、そこを狙ってエスケープする
逆袈裟になったら右肘を相手の腰にフレームを当てて少しの距離を作る
相手がマウントになろうとすると、両膝が付く前なら片方に体重が乗っている
軽い方の足に対してエビをして、相手の足をどかす
下の膝を相手に差し込んだら、枕を取ろうとする手を両手でブロックして、反対側のエビをする
同じように膝を入れて、十分に距離ができたら腰に足裏を当ててオープンガードをする
②相手が完全にマウントに乗られた際のエスケープ方法
相手が完全に乗られたら、慌てずフレームを作る
両脇を開けると相手に上にあがられて大惨事にあるので、脇は絶対空けない
両脇を絞め、右肘を相手の膝に当たるようにフレームを入れる。右手は左腰に。
左手は脇を絞めつつ、右手を覆うようにフレームを支える
右側に体を回転させると、相手がその方向に体重が乗り、左側の足が軽くなる
肘のフレームを残しつつ、左側にお尻を出すようにエビをする
下の膝がすぐ抜けたらシールドを入れ、枕を取る手をブロックして反対側にエビをする
相手と距離が近かったら、背伸びをして距離を取って腰に足裏を当ててオープンガードをする
③相手が重くてエビを出来ない場合のエスケープ方法
②のように相手の重さが偏らない場合は、同様の動きでひとまず横になる
横になれたら、自身の上の足で、相手の目の前の足をかかとで引っ掛ける
引っ掛けたら上に吊り上げるようにして、肘のフレームを残しつつ、下の足を相手の足の下から滑り込ますように引き上げていく
下の足が相手の足を抜けたら、すぐに膝を上に向けてまたがれないようにする
相手がまた枕を取ってきたら、同様にブロックして反対側にエビをしてオープンガードに戻す
今日の所感
今日はプロデビューした10代の方と練習させてもらった。やっぱりめちゃくちゃ強い。
ただ、今までがむしゃらにトップから攻めるしかなかったけど、今はダブルガード的な状態からどうにか攻められるように頑張ってみた（結局トップになるんだけど）
そのシチュエーションだと潜り等はまだ意識して使えなくて、膝も痛くてシングルXはまだ厳しそうだなぁという感じ。
いつもと違うスパーができたので、また来てほしい！
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