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2024年2月の記事一覧

東京都の少子化対策2024

東京都の少子化対策2024

“東京都の少子化対策2024”が発表された。
この資料によると

① 若年層や子育て世帯の経済面での不安解消が鍵
② 収入が低い層ほど子供の数が少なく、減少率も高い
③ 希望に応じた働き方を選択できる環境整備がより重要に

の3項目が大きな課題として認識されている。
しかし、この3項目は、一つの自治体だけではなかなか効果的な施策を展開することは難しい“国全体で制度の整備として施策

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平均寿命ではなく、人口動態統計の「死亡年齢」調査結果

平均寿命ではなく、人口動態統計の「死亡年齢」調査結果

2022年10月10日付、プレジデントオンラインにおける本川裕さんの貴重なレポート。平均寿命ではなく、人口動態統計の「死亡年齢」調査結果。

2021年の死亡ピーク年齢は、男が85歳、女が92歳となっており、それぞれ、その年齢で3万330人、3万4506人が亡くなっている。ちなみに、男女ともに73歳にもう1つのピークがあるのは、この年齢が団塊の世代のピークに当っており、母数が多いので死亡数も多いか

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川口の事実

川口の事実

令和5年6月埼玉県議会定例会一般質問の質疑・答弁から事実とされる部分を抜粋。
<質疑>
〇川口市は、在住外国人数が2023年4月1日現在で4万124人、人口の約6.6%を占めるなど、新宿区を抜いて日本で一番の多文化都市となっている。
〇川口市では、一部の外国人の方がごみの出し方、コンビニエンスストアの入口前でたむろする等のルール違反や、2021年にはクルド人少年がトラックひき逃げ事件を起こすほか、

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子育て世帯の街(駅)住みごこち調査

子育て世帯の街(駅)住みごこち調査

大東建託の”子育て世帯の街(駅)住みごこち調査"---地元に住む人の主観的な満足度調査。

首都圏(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)居住の20歳以上50歳以下、既婚、子どもがいる世帯を「子育て世帯」として抽出し、2019年~2023年合計62,575名を対象に集計。
現在居住している街の評価。

(大変満足:100点 満足:75点 どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値

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関東大震災

関東大震災

埼玉県の関東大震災発災時の家屋倒壊状況を見ると、大きな被害(300戸以上の倒壊)があったところは川口駅東口辺り、さいたま市南区辺り、春日部駅西口当たり。
いわゆる荒川低地、中川低地とされるところの被害が顕著。
これはほぼ震度の大きさに一致する。
ここをさらに下れば、中川、荒川、墨田川流域のいわゆる東京低地となる。
都内の家屋倒壊は、墨田川の浅草寺対岸(西部)と神保町から水道橋付近(神田大池)に集中

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地方創生

地方創生

東京圏、地方での暮らしや移住及び地方への関心に関する意識調査(内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局)に明らかだが、東京圏在住者が東京圏に転入した理由は進学先や就職先があるからで、生活の利便性に魅力を感じているわけでも、地域にあこがれているわけでもない。
であるからこそ“地方創生”は、しごとの創生を重視する。
18歳や22歳の時に、豊富な進学先や豊富な仕事量を提示できる東京圏に人は集まり、一度

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日本の都市特性評価2023

日本の都市特性評価2023

森記念財団が実施する”日本の都市特性評価2023”。
客観指標を用いたたいへん信ぴょう性が高い評価だ。
別に政令指定都市だからと言って各指標が高い分けではないことが分かる。
さいたま市は合計スコアでは24位だが、それより上位には松本市や金沢市、つくば市、浦安市、豊田市、長野市、鹿児島市、岐阜市、西宮市、奈良市等
非政令指定都市がたくさんランクインしている。
また、さいたま市の非居住者のイメージ認知

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なんでこんなに重要(凶悪)犯罪が

なんでこんなに重要(凶悪)犯罪が

え、令和4年と比べて5年は、なんでこんなに大幅に重要(凶悪)犯罪が増えてるの?