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massmasscafe イベントレポート 次の時代のニュータウン論

マスマスが毎月開催しているトークイベント「マスマスカフェ」。

2019年10月は、大阪府堺市南区に位置するニュータウンや農村地域を含めた泉北地域からゲストの皆さんをお招きして開催しました。

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テーマはずばり、次の時代のニュータウン論


みなさんは「ニュータウン」と聞いてどんなイメージがありますか?

今回、お招きしたゲストの皆さんが暮らす泉北ニュータウンでも「人口減少、少子高齢化、空き家の増加」といった地域課題があります。

課題が山積みのエリア....と思いきや、お話を聞いてみるとこの地域では住民主導でさまざまなプロジェクトが発足し、そこにしかないまちづくりが行われているそうです!

今回のレポートでは、そんな泉北ニュータウンで起こっているプロジェクトのプロセスをお聞きしつつ、私たちの地域でも活かせるエッセンスや考え方を紐解けたらと思います!


地方都市をもう一度都市化するのはナンセンス

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衰退してく地域を再復興させることが必ずしも地域で暮らす住民の幸せに繋がるとは限りません。泉北ニュータウンでは、農村に豊かさがあるのではないか、と気づいたそう。

そこで、一定の利便性を保ちながら、都市の要素と農村を融合できないかと考えました。

そして誕生したのが、「泉北をつむぐまちとわたしプロジェクト(通称:つむプロ)」です。

2014年にスタートしたつむプロはまちをフィールドワークするところからはじまりました。
空室がたくさんでたことをマイナスに捉えるのではなく、みんなのアイデアを実装するフィールドとして、街の使い方を変えようという視点で街を見ます。

そして、気づいた良いところを挙げてみると100個以上再発見できたそう。その中から良いところを組み合わせてプロジェクトを作っていきます。

ここで大事にしていることは、例えば「公園でキャンプしてお酒出したらキャンプサイトになるよね」というアイデアをやってみよう!というスタンスです。まずはやってみることを大事にしています。

参加者は泉北ニュータウンの住民や、近隣のひと。最初は30人から始まりましたが、現在はおよそ70人が関わっているんだとか。

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行政はお金は出さないけど、広報や人を紹介をすることでバックアップしています。

一方でニュータウンは規制が厳しい側面もあります。それもアイデアで乗り越えてこられたそう。

例えば、公園で泊まれたら楽しいよねっていうアイデアが出たとき。公園では泊まることはできないから防災キャンプという名前にして実施したんだとか。

コンテンツに防災トイレを組み立てるワークショップをやったりして8時間ほどみんなでキャンプを楽しんだそうです。

防災とか公のみんなでやる意義を見出しながらと楽しむのバランスが大事といいます。


自分たちの感覚に合わせて暮らしを変えていく

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ニュータウンと農地、里山が隣接する緑豊かな泉北ニュータウン。自分たちがいいよねって感覚に合わせて家を変えていくことも。

この泉北スタイルではリノベーションをすすめるためにオープンハウスツアーや暮らしについての勉強会やイベント、また泉北での暮らしについての情報発信をしています。


また、こちらのポータルセンボクでは、泉北ニュータウンで起こっているプロジェクトをあつめて掲載しています。

まずは泉北ニュータウンのことを知ってもらい、そしてイベントなどに行ってみようときっかけ作りをしています。
何度か遊びにきてもらって、良いなと思った人に移住してほしいそう。


泉北ニュータウンで暮らしているお二人のライフスタイルを伺います!

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今回、ゲストとしてお越しくださった田中彩さん。

大阪市内に住んでる時にR不動産の記事を見て、泉北ニュータウンに興味をもったんだとか。現在は子育て中だそうですが、ゆくゆくは自宅をリノベーションしてこれまでの勤めてきたエステや化粧品販売の経験を活かして自宅開業を目指しているそうです。

泉北ニュータウンの魅力についても聞いてみると、
「緑道がすごい新鮮で、気に入っています。通りゆく人と挨拶を交わすことは大阪市内ならないけど、ここでは子供の名前を覚えてもらえて、コミュニケーションができているのがいいですね。」と答えてくれました!


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二人目のゲストである中村充保さんはパティシエとして受注販売をしています。

コンセプトはビーガン。体に優しい、お菓子。動物性の食品を使わないビーガンを泉北に広めたくて試行錯誤しているんだとか。

最近はアレルギーのこどもが増えていて、お菓子を食べれない人が増えいているなかで、安心してみんなが食べられるお菓子を作りたいそう。

充保さんは泉北ニュータウンにきてから妻、母、自分の3つの役割が良いバランスでいるのが幸せに感じているそうです。


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最後に

マスマスではシェアオフィス、コワーキングスペースの入居者の皆さんが働きやすいスペースになるように、日々カイゼンを進めています。

こちらのnoteでもカイゼンの様子を紹介しているので、ぜひご覧ください!


テキスト:ほりごめひろゆき(@hiroyuki_ho


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