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イタリア語学習のQ&A

こんにちは、日伊通訳マッシ(@massi3112

新企画でイタリア語学習の質問を回答したいと思う。

以前からTwitterのリプやDMで質問を頂くことが多く、今回は質問に対して詳しくお答えしてみた。皆さんの力になれれば嬉しい。

では早速、お答えしていく。

文法用語をしっかりと理解すると、自分で勉強したり、イタリア人ネイティブに教えてもらったりする時に既にイタリア語で考えてるから上達は早くなる。日本語にないイタリア語の文法や専門用語を日本語で探して読んでもわからない可能性が高いから最初からイタリア語で覚えた方が楽。もしイタリア語で書かれた教科書を使う時に非常に困る。イタリアの文法用語は難しくない、ただの名前でしかない。
効率的に上達させるためには文法の理解は必要で、文法を学習していくと必ず用語は出てくる。最初は遠回りに感じて難しくて面倒かもしれないけど、その道が実はイタリア語上達までの1番の近道だ!


辞書に載ってない場合、Googleで「イタリア語の単語」+日本語で検索する。例えば、accorgimento 日本語で検索して探す。あとおすすめな僕のやり方は、通訳で専門用語を調べる時にGoogle画像で検索している。言葉が分からなくても目で理解できるから、頭には入ってくる。
もう一つのおすすめはイタリア辞典で検索してイタリア語で調べる。
Treccani 辞典

やはりイタリア語で考えてイタリア語で検索して自分の能力で日本語の意味を出すのが一番。

YoutubeでRAI(イタリア放送協会)を検索してニュースやドキュメンタリーを見るのがおすすめ。イタリア人の生の声を聞くことができる。

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スラングになるとparolaccia (悪い言葉)か地域の方言になる。基本的にはイタリアの標準語は気軽に使える。イタリア人の国民性で、フランクな人が多いから、Ciao!だけでも気軽につかえる。

最初は通訳者のように重要な部分だけメモして残りの情報は頭に入れる。そのあと、取ったメモを見ながら聞いた話を綺麗に書く。練習として、深く考えずにとりあえず耳に入る言葉を書く。聞き取れない場合、音を書いてみる。
もう一つの練習は、たくさん作文することでイタリア語の「語順の感覚」が養われててその感覚がリスニング力アップに役立つ。たくさん書けばその言葉が頭に入る→聞くときに出てくる。
大切なポイントは長い話の場合、それぞれの言葉より意味をまとめる。意味で覚える。その後、その意味を自分の言葉で書いてみる。確認する。
やればやるほど上手くなるから音楽や映画などを使ってやるしかない。

役に立てば嬉しい。またこのような企画をやろうと思うので、乞うご期待!

Massi

みなさんからいただいたサポートを、次の出版に向けてより役に立つエッセイを書くために活かしたいと思います。読んでいただくだけで大きな力になるので、いつも感謝しています。