物語詩:王子の星出
この物語は贈り物であり
僕の償いでもある
「星の王子さまは
家出ならぬ星出をした
数々のその他の星を巡り
最後に三日月のすべり台で
遊んでいて勢い余り
地球に落下してしまった
宇宙の王さまとの契約に
厳密にいえば反してしまうが
一本だけと自分に言い訳して
真っ赤なカーネーションを
星へ持ち帰った
そして一日中恒星の光が
途切れない小さな土地に
それを植えてその後
度々水をやり愛でたのだ」
先週家出した時に思いついた
この話を僕はママに
聞かせてあげようと思ってる
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