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「Closer」

本日はThe Chainsmokers ft. Halseyの 「Closer」という楽曲について書こうと思う。

この曲はよく聴く私のお気に入りの楽曲だ。この曲は単にメロディや歌詞が良いというだけでなく「アメリカ」の価値観や雄大さを表しているという点でとても気に入っている。


この曲を知ったのは大学生の時だ。アルバイト先のFM802ラジオで何度もかかっていた。オンエア時間を覚えておいて、802の過去のオンエア曲目から調べると、この曲だということが分かった。

全体的な曲調もオシャレだが、私は特に後奏の部分(MVでは3:32~)が特に気になっていて、アルバイト中ずっと頭に残ってリフレインされていた。

この後奏の部分は「We ain’t ever getting older(私たちは若いまま)」の繰り返しがなされた後、声もメロディも大きくなってゆき、最後の最後で後奏に入るという進行だ。この部分が衝撃的で頭から離れなかった。

そしてMVを見ると、後奏の部分では彼女をレンジローバーの上に乗せてキスをしている。カメラは段階的に引いてゆき、次に山と青い海を映し出す。さらにカメラはどんどん引いて、青い海に再び「We ain’t ever getting older」と映し出される。

スクリーンショット (97)

私はこの後奏の部分のMVを見た時、非常に衝撃を受けた。「レンジローバーに乗って、海岸沿いに行って、彼女をボンネットに乗せてキスをする」「これがアメリカの人のデートなのか」と思った。

さらに連なった山々や、青くどこまでも続く海。「これがアメリカなのか」と思った。日本にもキレイな山や海はあるが、日本のそれとはまったくスケールが違うというか、とても雄大に感じた。

私は初めてこのMVを見た時、本当に衝撃を受けた。アメリカという場所はこんなにも大きくて、人をよりちっぽけな存在にさせるのかと感じた。

もちろん、これがアメリカの全て、アメリカ人の全てではないだろう。だがその映像には日本にはない凄さを感じた。

それからアメリカに対する憧れが生まれた気がする。それは単にアメリカ製品やプロパガンダ的なモノではなく、この「アメリカ」という国の空気やスケール感にである。私もこのMVのような、アメリカの海岸にいつか行ってみたいと常々思う。


In the backseat of your Rover
That I know you can’t afford


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