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相場ジャーナル 24.03 エッジ&トリガー分析によるタイムラグ防ぎ
私自身、日々短期売買の立ち回りについて研究を行い、使用しているフィルターの改良を常に行っている。
今回、GLOBEXを使った間接的な実需の読み取り、OP歩み値を利用した大局判断、タイムラグの防ぎ方、PB法と過剰需給によるセクター判断というフィルターを設けて、リード市場、銘柄の選択、短期タイミングの取り方を書き、従来と比較し、極限までタイムラグを防ぐやり方をまとめたつもりである。
※優位性確保の為、
潮流確定法-メジャートレンド把握
はじめに
現在の潮流はどちらかを把握することは、トレーダーにとって疑心暗鬼から脱出する最良の手段である。
トータルで勝ち転換している参加者でも、一時的に方向を間違うことは多々あり、これはマーケットに参加している以上仕方のないことである。
しかし、潮流をつかんでおくと一時的にマーケットの不合理(デタラメ)な値動きにより逆行を受けても、資金管理や建玉操作で凌げる可能性が高い。
特に私自身も、常
プライスアクション-メガトレンド追跡&転換狙い
はじめに
直近、聞かれることが多かったのが、インの根拠などである。
普段、SNS等ではチャートを見ない旨を書いているので、特にこのあたりについての質問が多い印象である。
これは一言で言うのは難しいのだが、あえて言うなら「地合いによって異なる」である。
同じ根拠を用いて、仕掛けることは殆どない。
もちろん、似通った地合いであれば、それを少し変形させてインすることもあるが、相場は天気予報と同じで
STS分析-回転率、加速率計算
短期売買と言うのは、いかに速く利益回帰するかが重要である。
資金効率が良い取引は、個人的には勝率や回収率にも間接的に作用し、相乗効果が期待できると考えている。
例えば、仕掛けてから利益が乗るまで2、3日から1週間かかるよりも、出来れば明日、あるいは数時間以内に大きく伸びるトレードは短期で資金増を狙うには必要であり、いかに資金効率の良い取引を行えるかどうかがトレーディングのカギになるはずである。
チャート分析Ⅲ-地合いのブレイクアウト
今回は、筆者が回転率を上げる上で非常に重要と考えている、「地合いのブレイクアウト」という概念について書いて行きたい。
特に要望があったわけではないが、個人的には重要ランクはかなり高い。
現在が上昇トレンドなのか下落トレンドなのかを確実に知る由は無い。
元々、これらは時間軸や資金規模によって相対的な物なので、想定している保有期間によって異なるのが通常である。
ただ、ここでは敢えてそれらの特殊要
チャート分析Ⅱ 市場在庫のカウンティング
執筆を受けたわけではないが、個人的に重要度が高いと判断したので書く。
今回はチャート分析の中でも筆者が非常に重視している、市場在庫のカウンティングについての解説となる。
カウンティングとはブラックジャックの場読みに使う技術であるが、転じて私はトレードでもその考え方を取り入れている。
一言で言うと、市場在庫をカウントすることである。
これをやると、数手先に自分と同じ側に仕掛けた人間の決済確率、