潮流確定法－メジャートレンド把握

はじめに

現在の潮流はどちらかを把握することは、トレーダーにとって疑心暗鬼から脱出する最良の手段である。

トータルで勝ち転換している参加者でも、一時的に方向を間違うことは多々あり、これはマーケットに参加している以上仕方のないことである。

しかし、潮流をつかんでおくと一時的にマーケットの不合理（デタラメ）な値動きにより逆行を受けても、資金管理や建玉操作で凌げる可能性が高い。

特に私自身も、常時PCやケータイを監視できないときは、潮流を把握して、時間差で玉を仕込んで放置することもしている。
これは、専業だけでなく、兼業者にとっても必要な考えであると考えている。

もちろん、メジャートレンドと言っても取引の性質によってはこれは相対的に異なる。
どういうことかと言うと、長期投資家にとっては2－5年スパンで見るトレンドがメジャーになるし、スキャルパーにとっては半日‐1日分の値動きがメジャーになる。

ただ、上記のことを念頭に置いた上で、それでも、各参加者にとってのメジャートレンドを把握することは大局観をつかむことであり非常に重要なことなので、この区分けの仕方についても解説する。

そして、普段は板やオーダー、出来高等から判断しているのだが、これをチャートで出来ないかをこの数か月ほど検証しながら考えた。
そして、過去私が記録していた相場帳から、今回の内容と合致するものがあったので、それを引っ張って来て、現在の相場環境や今後風化する恐れがあるかも考えたうえで、整理した。

それが、RBOという私が考えた概念があるのだが、これは勝率や期待値、回転率の確度を高める強力な方法なので、これについて言及する。さらに、この値動きを形成する上での背景にある理由や、そもそもこの考え方について、確率的にどうしても無視できない重要な要素についても簡潔に書いた。
手法自体はインディケーター一つと値動きを見て判断するだけだが、それよりも何故このやり方が機能しやすいと考えているのか、と言う部分を注意してお読み頂きたい。

この記事で大切なのは、手法ももちろんだが、その背景にある理由である。
なぜかというと、相場の手法と言うのは別に何でも良いのである。
筆者は普段テクニカルをあまり使わないが、仮に使った場合「一時的には万能的に機能するが、ある時期は全く機能しない、むしろ逆指標化する」というジレンマに幾度となく遭遇してきた。
これを解決する方法は無いかというのを約10年ほど考えて、検証作業も膨大にやってきたが、おそらくこれ以外にはないかと考えている。

そもそもなぜ一時期は機能するけど、他の時期は逆指標化するかという現象が起きるかと言うと、確率上無視できない一つの決定的な要素が抜けているからである。裏を返せば、このRBOを完全に理解すれば、別にご自身で他のテクニカルなり、板読みなり、引いてはファンダメンタルズ分析なり何を使ってもそれなりに機能する読み筋を発見できるのではないか、と考えている。

もっと言うなら、この原理を理解していない場合、この先おそらくどの指標やテクニカルを勉強しても一生ジプシーで彷徨うことになると断言して差し支えない。

また、今回の記事は私が現在使用している優位性の高い物の中から一つ引っ張り出してきて書いたものなので、価格を高めに設定している。

また、回答は確約できないが、一定数質問等は受け付けようかと考えており、ご自身で使用されているテクニカルなどがあれば、どのようにカスタマイズすれば良いかなどの私個人の考えなどもお答えしたいと考えている。

また、さいごに注意事項を必ずお読みいただき、納得されたうえでご購入ください。

注意事項

・必ず、バックテストを行い、ご自身で使えると判断されるまでは使用されないようにお願いします。
・長期で使える内容だと踏んでいますが、100パーセント風化しないとは言い切れません。
・図解はしていません。これは、お読み頂いている方がご自身でチャートなりを見ていただき、知識を血肉化された方が良いと考えているからです。
・上記の「はじめに」をお読みいただき、感性が合わないと判断された場合は、購入はお控え下さい。
・一定数出まわったら価格を引き上げる予定でいます。上限に来たら記事を削除します。
・必要がある時は、都度、加筆修正を行います。

( 免責事項 )
当noteに関しては私個人の見解や考察になります。マーケットはランダム性が高く不安定な動きをします。その為、特定の銘柄についての売買を奨励はせず、投資の勧誘や投資の指示も一切行ないません、 投資に関してはご自身での判断でお願いしたく、一切について責任を負えず利益を保証するものではございません。以上をご理解頂いた方のみ購入をお願い致します。