内なる声とシンクロニシティは天からのサインか
物理的現象はたまたま起きているのであって、そこに意味を見出すか否かは観測者の心理的現象の問題で、物理の対象ではないでしょう。
よく生きる研究所代表の榎本英剛さんは、それに意味を見出すかどうかはその人次第であって、結局のところ、その人が「これはシンクロニシティだ」と思えば、それはシンクロニシティになるということですと書いています。また、シンクロニシティとはそれに気づき、意味付けをしていく能動的な現象なのだとしています。
榎本英剛さんのお話でさらに興味深いのは、内なる声もシンクロニシティも、自分がこれからどっちの方向に進んでいったらいいかに関する天からの「サイン」であり、内なる声に従えば従うほどシンクロニシティが起こりやすくなり、シンクロニシティに従えば従うほど内なる声が聞こえやすくなるとしている点です。
(榎本英剛、「本当の自分を生きる」より)
なにか意味ある偶然の一致が起きたと思ったときは、それを活かしてみると、ほんとうにやりたいことがよりはっきりと見えてくるかもしれませんね。