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現実に意味付けをする

よく生きる研究所の榎本英剛さんは、現実を、科学的現実(サイエンティフィック・リアリティ)と象徴的現実(シンボリック・リアリティ)に分けて捉えます。科学的現実とは、近代以降の科学に基づく現実です。一方、象徴的現実とは、文字通りの現実に意味付けをしたものです。

(引用はじめ)
私たちは常に目の前の現実に自分なりの意味付けをしているので、シンボリック・リアリティを生きているわけですが、あたかも皆が同じサイエンティフィック・リアリティを生きているかのように錯覚しているところに問題の根っこがあるような気がしてなりません。

ここで大事なことは、サイエンティフィック・リアリティは一つしかありませんが、シンボリック・リアリティは無数にあるということです。そして、私たちはその無数にあるシンボリック・リアリティの中からいつでも自分の好きなものを選ぶことができるのです。
(榎本英剛、本当の自分を生きる)

榎本英剛さんは、自分に力を与えるような意味付けをすることを勧めています。星座の例を引いて、好きな星々を選んで自分の星座を自由に作っていいんだよというのです。コンステレーションです。スティーブ・ジョブスのスタンフォード大学での講演を思い出しますね。

ご自分のプロフィールも起きた出来事に意味付けをした物語ですね。一見無関係な出来事を結び付けて意味づけし、自分に力を与えてくれる物語を作るのは面白い遊びになりそうです。

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