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ビジネス思考【クロスコミニティー】

こんにちは。マスクです。

今回は少し馴染みのない言葉ですがクロスコミニティーについてお話しして行きます。

ビジネスマンなら絶対に必要な思考になっているので是非読んでいただきたい。

クロスコミニティーとは。
自分の意思と相手の意思を半分ずつ組み合わせたコミニティーというのが一番いい言葉だと思います。

今は物やサービスを相手に買ってもらうには、1対1で口説き落とすのはもう難しい時代になってきている。

今は物を買ってもらう前の段階でそれを体験、経験できるコミニティーがとても重要なのだ。
経験を売るという感覚をどのサービスでも店舗でも持っているところが生き残っていく、業績を右肩あがりにできる経営なのではと思っている。

実際にいくつかの企業はだいぶ昔からこの経験を売るという事を行ってきている。

例えば、楽器などを販売しているヤマハ。
ピアノは高額の為、そう簡単には購入できない。

なのでヤマハはピアノ教室を開いて、まずピアノに触れさす事でどんな事ができるのか。ピアノの楽しさなどを経験してもらい、その後にピアノ購入の選択を与えている。

キッチン用品を売りたい企業は料理教室を開いて、どのよう用途で使えるのか、どれだけ便利なのかを知ってもらう。

このように業界は違えど皆先に購入者の集まり、いわゆるコミニティーを作っているのだ。

コミニティーを作り、体験を作り上げる。
そうすることによって、ブランディングの向上や確実に売上の向上につながる。

そしてこのクロスコミニティーは様々な業種で出没してきている。

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キングコング西野さんはこれを絵本で実現している。
今のご時世、というかある程度の年齢になった頃から絵本は必要なくなる。
ただ、絵本を売りたいとなると普通に告知や販売をしても売れない。

西野さんは月謝¥1,000-のオンラインサロンを運営している。
そこで一緒に絵本を作ろうというプロジェクトを行っている。
これも体験を売っているのだ。

そして絵が完成すれば必ず一緒に作った人たちは思い出用に、自分の作品用に購入する。
そして一緒に作った人は自分の作品だからいろんな人に告知してくれる。
こうしてコミニティーを作ることで自分以外の大勢の人が拡散してくれるのだ。
売る前のコミニティーを作る。
本を売りたいと本を作りたいをクロスさせる事が重要なのだ。

東京では共同オーナーが1000人もいて月に1万円を払う事で自由に使えるラウンジやカフェなんかも存在する。

このように、物を購入するまでの購入者の心をどのような状態にして、販売物を目の前に出すかが、今後重要な知識や感覚になってくるだろう。

皆さんも普段の仕事から、購入者がどのような心情なのか、それの解決策の1案にコミニティーも入れていただきたい。



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