サナギ

将棋してます(ネット六段程度) 労働してません

サナギ

将棋してます(ネット六段程度) 労働してません

最近の記事

生存

なんやかんやあって生存している。 1年ほど前から根無し草のような、インターネットと将棋盤の間に溜まったホコリを喰らって生きてるような生活をしていたので、いろいろと心配かけたり、自分でもこいついつまで生きてんのかな~と思っていたのだが、なんとかなっている。 将棋の話。 ・「#まいにち大山」完結。ありがたいことに、けっこう多くの人にnoteを読んでもらえている。妖怪全集並べの狂った手記。 こういうどニッチな話題についてキモいぐらいに掘り下げた文章を書く、というのは何回か試みたこ

    • 大山康晴全集とわたし

      サナギです。先日、大山康晴全集を並べ終えました。振り返り、現時点での考えや思うところを残す意味で、noteに書いておきます。 最初に宣言しておきますと、本稿は「大山康晴全集とわたし」というタイトルに偽りなく、筆者が大山康晴全集を並べ続けたその足跡を辿るものです。普遍的な上達法とか、大山康晴全集はじめとする棋譜並べの効果とか、そういったものは主題ではありません。 大山康晴全集と筆者はここでは同格のテーマであり、大山康晴全集語りが含まれるように、筆者の自分語りが多分に含まれます

      • 最近の将棋

        11~12月でいくつか将棋を指す用事があった。 ・朝日アマ名人戦のブロック予選 ・アマ名人戦の全国大会 ・ローカル大会①の地区予選、本戦 ・ローカル大会②(賞金大会)の本戦 ほか、VS数件。だいたい20局ほど持ち時間のある将棋を指した。 本来の運用からすれば大会が終わるごとにさっさと書いていくべきなのだが、自分や指した相手が全国大会を控えている身で将棋の中身をあまり詳らかにするのもどうかと思ったし、そうこうしているうちに全国大会の日が来て、おもっくそバカ負けしてしまった。い

        • 反省日和

          この週末、久しぶりに大会に出場してきた。ちらほらと大会が復活し始め、ようやく秋の将棋シーズン、賑わいが少し戻ってきたかというところだ。 今回出場した大会は5人制の団体戦。学生のころからずっと出場させてもらっており、何度か優勝経験もある、個人的に思い入れの深い大会だ。2年ぶりの開催であり、前回は不本意な内容と結果に終わっただけに、結果はともかくなんとか納得いく展開にはしたいと思っていた。 メンバーは、近しい友人3名+大学の後輩1名。大学時代は将棋部の部員を率いて、近年は友人十

          アマ名人戦 2回戦

          無職のくせに文筆活動をサボっていた。取り立てて忙しかったわけでもないのだが、とにかく暑すぎて何もできなかった。 テレビも無ェ、エアコンも無ェ、貯蓄もそれほど残って無え身ではこのご時世ならずともできることは限られており、なるべく体力を消耗せぬよう寝床にサナギのように転がり、かっ開いたエクリン腺とアポクリン腺から無職のすまし汁を分泌するばかりの日々だ。 そんなわけで麦茶と豆腐ばっかり食べてるので、アマ名へ出たら誰か餌付けしてほしい。今年は山形なので牛とかどうでしょう。俺ら天童さ行

          アマ名人戦 2回戦

          アマ名人戦 1回戦

          先日書いた記事の続き。アマ名人戦予選の1、2回戦を振り返っていく。今回は1回戦。ここについては、 ・事前に新聞でトーナメント表が出ている ・相手はいわゆる中飛車おじさん(実力的には私が1~2ランク上だと思う) ということで、序盤をきっちり固めていけばかなり勝率を上げられると思った。そのために選んだのがこの作戦~~~!!(エンタの神様) これ!雁木穴のヤツ! いくつか作戦のストックはあったが、来ると分かっている球を打つにはよい作戦だと考え採用した。その理由として、 ・誘

          アマ名人戦 1回戦

          アマ名人戦 本戦

          先日、アマ名人戦の地区予選に出た記事を書いたのだが(マジでしょうもない記事)、この連休に本戦が行われ、なんと代表権を獲得することができた。大学時代は毎年の行事のように何度も全国大会に出て何度も負けていたが、一般の県代表は高校生の時以来だ。当時とはアマチュア棋界のレベル、戦い方が全く変わっているはずで、どの程度やれるか全くもって不安だが、楽しみな気持ちが強い。 先人の実績、新聞社の努力などあってのことだろう、ありがたいことに私の住んでいる地域はアマ名人戦に代表を2人出している

          アマ名人戦 本戦

          「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」視聴記

          完全に無知の状態で行ってきました。感想というか、見ながら考えていたことについて備忘として残しておきたいと思います。 将棋のことを書いていくとはなんだったのか。もうすぐ大きめの大会があるのでそれが終わったら振り返ります。 レヴュースタァライトというのが何やらアツいらしい、という噂は耳にしていた。信頼を置いているオタクが何人か発狂していたので、いっちょお手並み拝見といきますか、とふと時間ができた際に映画館へ足を運んだ。俺は無職なので時間を作ろうと思えばいつでも作れる。無敵だが

          「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」視聴記

          嫌なジジイになろう!

          若くて勢いのある相手、特に子供と勝負将棋を指すのは、自分が格上であろうとも嫌なものだ。私の少年時代はお世辞にも才気煥発という具合ではなかったので、よく手の見える子供にはなおさら苦手意識がある。 そんな若者へ対抗するために、戦略的に「嫌なジジイ」になることがある。 本文でいう「ジジイ」は、特定の個人や集団をイメージしたものではない、現実の高齢男性に悪印象を与える目的はないことだけはまずお伝えしたい。私の中にある仮想の概念、いわばジジイのイデアを実践している。 悪いことをしてな

          嫌なジジイになろう!

          ぽよよんの駒

          時間ができたので始めることにしました。将棋のことを書いていきます。大会、研究会などで指した将棋の振り返りが多くなるはずです。 指した将棋はTwitterで振り返ることが多かったのですが、字数の制約、後から参照する難しさなどあり、以前から興味のあったnoteに書いていくことにしました。ここまでの文の回りくどさが完全にオタクのそれです。オタクもすなるnoteといふものを、陽キャもしてみむとてするなり。(筆者が実際は陽キャではなくオタクであり、陽キャに仮託して書いていることを含意

          ぽよよんの駒