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あれから1年
こんにちは。
気がつけば 真夏の到来
というより、異常な猛暑でバテバテですね。
ほんと季節が過ぎていくのは早すぎて、
毎日何をしているんだろう、と思ってしまいます。
今日も ”ましうー” に来て下さり、ありがとうございます。
そんな今日この頃、
1年前に投稿した記事を改めてほじくり返してみよう!
と思い立ちました。
去年の今頃の記事、つまり初めての投稿となったものです。
自宅の畑で家庭菜園をしており、
春になると肥料として生ゴミ堆肥を土に鋤き込んでいます。
しかし夜中になると、ある動物がこれをほじくり返し、
あたりは惨憺たる状態となってしまう。
その犯人は ”キタキツネ” 。
これをミスミス見逃しておくわけにはいかない。
あの手この手でこの被害を食い止めよう、とするわけであります。
しかしながら、すったもんだと格闘をしていく中、
ここで言いたいのは、
せっかく楽しみにしている畑を荒らしまくるキツネが憎い、
というのではなく、
もっと違った角度から現状を見ても良いのでは、
というものであり、
少々思いのたけを放出したのでありました。
このキツネ、どこから来てどこへ帰って行ったのだろう。
考えてみれば、その昔ここは家も道路もないただの自然の一部だったはずで、あとから人間が進出してきたところである。
ここに限らずほとんどの土地がそうだ。
役所に登記を済ませ自分の物だと主張したところで、自然界から見るとそんなのは人間の勝手な言い分に過ぎず、区画や境界線なんかは彼らにとっては何の意味もなさない。
地球上には人類が自分たちの都合で決めた領土なんてものがあるが、そんな概念など全く持ち合わせない獣や鳥たちは、国境をお構いなく移動するし上空を自由に行き来する。
永い永い地球の生い立ちという観点で見たとき、
ここに生存している生物の中で、
今は人間という生き物がイニシアティブを持っているわけであります。
だから人間は自分たちの都合を最優先にして、
手の届くものは囲い込み、立ち位置が良くなるように周りを排除し、
悲惨な争いごとを繰り返し、勝手な決めごとを作ってきました。
人間以外の存在に対しては、
自然保護だ、動物愛護だ、という体裁を繕いながらも、
その実態はあくまでも人間が中心に位置するのであります。
更に人間は、自然に生存する人間以外の生物に対しても、
自分中心というエゴをぶつけます。
アライグマが全道ほぼ全域に活動範囲を広めているという報道が出て、もう何年にもなる。
だからここに現れても何ら不思議ではない。
彼らは動きが機敏でいかなる高所にも簡単に上り、水辺の泳ぎも得意である。
狭いところも通り抜けるし穴も掘る。
愛くるしい見た目とは反対に非常に気が荒い。
その厄介さはキツネの比ではないだろう。
元々日本では生息していなかったのだが、アニメの影響からかペットとして人気がでたものの、逃亡に加え、その狂暴さが手に負えなくなり自然界に放置されて、今に至る。
いわば外来種で、生態系にも大きく影響を及ぼしている。
ここでも人間の身勝手さがはっきりと悲しく露呈する。
外来種問題。
もともと日本には生存していなかったのに、
人間の力学が働いて変動してしまった生態。
もちろん色々な意見はあっても良いわけで、
人間の影響が絡んでいただけのはなし、
という考えもあるかもしれません。
でも、同じ人間側でも
それまで生業としていた仕事が
納得のいかない変化で消滅してしまうことだってあります。
動物側からの目線で見ても、
なくてもよかった、今までいることなんか考えもつかない生物の存在が
自分たちの生活区域を奪ってしまうのであります。
これはたまったもんではないでしょう。
おっと
これまで読んで頂いた方たちも ”人間” でしたね。
人間は全て自分勝手だといっているわけではありません。
でも地球規模の生命として考えたとき、
自然を操作することは全く不可能ではありますが、
他の動物や植物を生かすも殺すも
人間次第というところが大きくあるのではないでしょうか。
そんな気持ちを抱きながら制作した記事が
先に挙げさせて頂いた作品でした。
ちょうど1年前の投稿。
7月を迎え、何気にnoteを始めた頃を思い出したのであります。
言い換えると、7月はnoteデビューの月。
つまり記念の月。
そういったわけで
この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です
#クロサキナオの2024SummerBash
ご一読いただき、ありがとうございました。
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