3Dプリンターではじめての印刷
夏のある日、家に3Dプリンターが届いた。
理由はありがたいことに社内のハッカソンイベントで最多投票賞に選ばれて、その賞品として3Dプリンターをいただけたのだ。(ありがたすぎる…!感謝しかない!)
届いた3Dプリンターは「Ender3」といって、3Dプリンターの中では入門機と言えるものだ。組み立て式なので、他の3Dプリンターと比べて比較的安価で導入ハードルが低いとのこと。
そのためEnder3について日本語で書かれている情報も多く、Ender3を実際に使ってみた人のブログなどに簡単にアクセスすることができて、とても助かった。
このnoteでは3Dプリンターの組み立てと印刷までの道のりを書いていく。
※社内のハッカソンでの作品はこちらの記事で紹介されているので、もしよかったらどうぞ。
プリンター組み立て編
組み立ては大変だった…。(ほとんど夫にやってもらった。)
説明書がA4の1枚ペライチで、出鼻をくじかれた。
説明書を読んでも、さっぱりな状態だったので、先人たちの組み立て動画や記事を見ながらどうにか組み立てていった。
(↑一番わかりやすくて参考にした記事。ありがとうございました!)
説明書に書いているネジの色と同梱されているネジの色が違っていて、大きさと雰囲気でネジを選ばないといけない状況に悩まされた。
1人でも組み立てられるようだが、2人で組み立てたほうが抑えたり、支えたりできるのでスムーズだと思う。3時間ほど格闘して、組み立てが完了した!
印刷まで苦戦編
同梱のフィラメント(3Dプリンターで、印刷する時に使う材料)で早速印刷!!!と浮かれていたけど、本体の調整・設定や、印刷するデータを準備するなど、印刷前のタスクを粛々と片付ける必要がある。
本体を調整・設定する
印刷中に絡まらないようにフィラメントを整えたり、そのフィラメントを所定のノズルに入れたりと本体をセットアップしていく。
一番大変だったのが、印刷の台とノズルの位置を調整するために、3Dプリンター本体のいろんなネジを締め直したりしないといけなかったことだ。1箇所直すと他の箇所が微妙にずれたりして難しかった…。
印刷直前に、本体のプリントノズルをフィラメントが溶ける温度に予熱しておく。
データを準備する
モデリングは全然できないので、公開されているフリーのデータを探して印刷することにした。
Ender3用のケーブルクリップがあったので、こちらをダウンロードした。
印刷用のデータをスライスするソフトウェアは、Ultimaker Curaが推奨されているっぽかった。以下のサイトからPCにインストールした。
Ultimaker Curaでダウンロードしたデータをスライスして、microSDに格納。
そしてプリンター本体のスロットにmicroSDを挿して、データを印刷していく。
初めての印刷編
印刷が始まると、めちゃくちゃテンションが上がった!!
(↑タイムラプスで印刷の様子をお届け)
一層一層、溶かされたフィラメントが規則正しく積み上がっていくところが見ていて気持ちいい!
そして10分ほどでクリップが完成した!すごい!
いろいろ印刷編
ほかにもThingiverse.comでデータを探して印刷してみた。
フィラメントが絡まって、うまくノズルから供給されずに失敗してしまったりもしたが、トライ&エラーを繰り返してなんとかフィギュアを印刷することができた!
さいごに
今まで3Dプリンターに興味はあったけど、なかなか買うところまで踏み出せなかったので、手に入ってとてもうれしかった!
モデリングができると、もっと楽しめると思うのでちょっとずつ勉強していきたい。
(オリジナルキャラクターのフィギュアが作れちゃうかも?と思うとわくわくしてくる。)
みなさんも3Dプリンターに入門してみてはいかがでしょうか?
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