相手の話を本当に最後まで聞くということ。
最後までちゃんと話を聞く。
私が日々気をつけている5つのことを書きました。自分でも忘れないように。
話を遮らない。
話を奪わない。
単語に反応しない。
勝手に推測しない。
そして、
最後の最後まで聞く。
話を遮らない。
話を被せて話さないこと。
話を最後まで聞く姿勢の基本中の基本。
私、カレー好きなんだ。それでね、
俺もカレー好き!昨日カレー店でさ、
言葉を挟まないこと。
話を奪わない。
相手の話に対して、いきなり自分の意見を挟まない。
相手の話題で構成する。
私、カレー好きなんだ。
俺、ラーメンが好き。
話のハンドルを取らないこと。
単語に反応しない。
文脈を読むこと。
ひとつの単語に反応しないこと。
私、カレー好きなんだ。
カレーといえば、インドだよね。
相手はあなたにカレーのことを話したいのか?
勝手に推測しない。
相手のことを考えてるつもりで、実は独りよがりになっていないか注意する。
私、カレー好きなんだ。
カレーおいしよね。
味が好きとは限らない。
お母さんが昔作ってくれたカレーを思い出すんだ。と話が続けば、自分のあさはかさに気づくだろう。
最後の最後まで聞く。
人間というのは本当に話したいことをなかなか話さない。
この基本原則を忘れてはいけない。
結論から話したり、いきなり本題に入るのは、仕事などの両者の合意が得られている時だけ成立する特殊な場合に限るのだ。
大抵の場合、始まりはありきたりな話からするものだ。
天気の話や、仕事の話、食べ物の話、そんなあたりざわりのない話をしながら、この人に話しても大丈夫かどうかと、探っているものだ。
あたりざわりのない話すら、聞かない人には本当の話などしないというもの。
本当に話したいのは、カレーの話なんかではなく、恋愛や人生という深い話なのだ。
なので、
話を最後まで聞くというのは、
口から言い切るまで聞くというのではなく、
腹の内を吐き切るまで聞くということである。
つまり、どれだけ相手に話させるかを考えるのが聞くことである。
うんうん。
それで。
続けて。
この3つだけでも話を聞くには十分なのだ。
人は聞くときに喋りすぎるというのは真理かもしれない。
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