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『0才から100歳まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書』を読んで思うこと
《現在、早朝の3時。東北の雪は深く、とても寒い。娘の寝言で、今日も私の一日が始まる…本当はもっと寝ていたいけれど》
自分の考えることに、新しい知見などそうそう生まれるものではなく。
既に先人が考え導き出してきた、暫定的な結論やモノ見方の寄せ集めが、「今の私の考え」を形造っている…
そんなことをまざまざと感じさせられた一冊。
落合陽一さんは、「次世代教育に欠かせない『自前思考』『複数の柱』」という箇所で、
これからの時代で大事になるのは、一人ひとりの意見を尊重する包摂的(インクルージブル)な価値観です。だからこそ、自前のマインド、自分なりの判断を持つことが大切です。つまり、どの分野が自分にとっては重要で、何を意識していく必要があるのかを、常に言えるようにしておくことです。 『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書』(落合陽一著、2018.12、小学館) p.65より抜粋
と述べていて、私がnoteを始めようと思ったきっかけが、正にこのことを探求して、深めてみたいと思ったからだ。
家事育児、仕事の合間に、本やインターネット、YouTubeなどで知識と情報の収集はしてきた。
私が学生だった時に当たり前だった社会通年やモノの見方、価値観はどんどん更新され、「ああ、私もオバサンになったものだ」と、時代の速い移り変わりを嘆いていただけの時もあった。
しかし、子どもが生まれ、自分が「教育者」の立場(さらに今、私の職場が小学校ということもある)となってみて、娘がこれから生き延びる時代について、私が学ぶ必要性があると痛切に感じている。
親として独りよがりにならず、柔軟なアタマと姿勢で、ひとりの人間対人間として、娘と関係を築いていくために。
一番近くにいる大人として、失敗や葛藤も含め、未知の物事にチャレンジすることを恐れず、何歳でも自分自身の道を切り開こうと悪戦苦闘する姿を見せたい。
モデルを横目に、娘自身が、学び続けること、知識やスキルを更新し複合させ、独自の経験を蓄積してゆくことをライフスタイルにしてほしい…
「自分のアタマで考える」「経験を総括して次の行動を起こす」「表現する」」というようなことは、私がこれまで自然体で、苦もなくさしてきたことだ。
自分では当たり前に、特に努力や能力も必要ないと気にも留めなかったことだが、これからの未来を考えて、過去の自分の棚卸しをしてみて、もしかしたら今後の自分の可能性もここに眠っているかも知れないと考えるようになった。
しばらく書き続けてみよう。
インプットから、アウトプットの時だ。
落合さんの本を読んで、改めてそんなことを思った。
《そろそろ、朝食の支度をしなければ》
また寝る前に、この人の本を読み進めて、明日から出来ることを考えよう。
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