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かなり移り気な私の脳


(こちらの記事は双極性障害の症状についての私の見解を記したものです)

私が最近悩んでいるのは「私は30分以上1つのことに集中できない」ということ。前から「〇〇と△△と□□を今日はやり遂げよう!」と思っても、次の日振り返れば何も達成できてなかったと嘆くことがよくある。

例えば最初に手紙を書き出したとする。次に手紙をデコるのに使っていたマスキングテープのことが気になり、マスキングテープの整理をしようと手紙を書くのを途中で切り上げてしまう。

そしてその整理も終わらないうちに手紙のことはすっかり忘れ、テレビを見始める。そんな繰り返しが私の日常だ。ひとつのことに30分しか集中できない。最近は下手すると10分で次のことに気が行っていることもある。

不思議なことにto do事項はきちんと覚えているのできちんと決められた用事は最終的にこなすことができる。しかしこの日にやろうと決めたことは守れないことが多い。前々から性格の面でも移り気なところはあったので、あまり気にしないようにしていたけれど少し最近その移り変わりが激しい。

しかしこんな私の脳を責めない方がいいかもしれないというようなことを書かれた本を以前記事でもご紹介させていただいた。

その本がこちら↓↓↓

私がこの本について書いた記事がこちら↓↓↓

この本の中で著者は「移ろいやすい脳」という神田橋穣治先生の言葉を引用されている。

神田橋 條治(かんだばし じょうじ、1937年2月5日 - )は姶良郡加治木町(現:鹿児島県姶良市)生まれの精神科医。 専門は精神分析ついで内省療法、さらに対話精神療法であったが、現在は雑談精神療法を目指していると言う。 九州大学精神神経科にて長年、精神分析療法を専攻。

Googleより


神田橋先生については賛否両論あるのであくまでも参考程度にお読みください。
(私自身神田橋先生を盲信しているわけではありません。生きる上で楽になることを教えてくださったという程度ですので)

双極性障害の人の精神療法のコツは、これを本人に言うの。次の標語を言います、「気分屋的に生きれば、気分は安定する」と。気分屋的に毎日、首尾一貫せずに「あそこのコーヒーはうまいかな。ちょっと寄ってみよう」とかいって飲んで、そのために出勤時間に遅刻したりするような生活をしていれば、躁うつ病の波が安定します。これは確かですから、自分で躁うつ的だと思う方は試してみてください。そういう人は行き当たりばったりで、その日の気分次第で生活するといい。小さな気分屋的生活は大きな波を予防します。』

神田橋先生のブログより

全てをこの理論に当てはめることには無理があると思うけれど、行き詰まった時は当てはめてみるのもいいかもしれないと思った。

要は私の日頃の行動は典型的な躁鬱の症状なのではということだ。これを完了しないうちにそれをやりだし、またすぐ気が変わってあれをやろうとする。普段何も意識しないでしている行動パターンはすでに1つの理論としてこのように成立している。そう行動したほうが大きな波を防げるとも言われている。

確かにこの頃の私は1つのことにのめり込み過ぎ、もうやめたい!と思うくらいそれをやり遂げてしまう。意識を1つのことに集中し過ぎるとこうなるのだ。だからこそ何に対してものめり込みすぎず、気分が向くように生きれば病気もいい方向に行くのだな、と納得した。

ひとつだけ分からないのは、無意識にそのような行動ができればいいのか、意識的にできた方がいいのかである。ここはやはり意識的に移り気な行動をした方が調子が良くなるものなんだなあと感じた。

もちろん神田橋先生の言葉を否定する方もおられると思うし、くだらない理論だと言われるかもしれません。
でも今の私にとってはとても気になることのひとつです。
今日も移り気に気楽に1日を過ごしていきたいと思います。



ここで…


勝手にご紹介コーナー!!

せっかく双極性障害についての記事を書いたのですからここは双極の方をご紹介せねばと思い、ゆったんさんを選ばせていただきました。
病気の方だからという理由だけで選んだわけではありません。
ゆったんさんの文章はすごく味があると思いますし、私のことを素直に応援してくださっていて本当に感謝しています。
不思議な魅力の詰まった「クリームソーダ」ぜひお試し(?)ください!
他にも何本かショートショートを書かれています。
そしてゆったんさんは私と同じく阪神タイガースの大ファンです✨
(いやあ、気が合いますね!)

※あくまでも勝手に紹介させていただいているので、ご迷惑でしたらご一報ください!

今日はここまでです。
お読みいただきありがとうございました。

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