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Slackを使って、生活も仕事もハッピーにするためにやっていること

ライフハックというのでしょうか。昨日、自分の工夫をひとつ、Twitterに書いてみました。

すると様々な方からリアクションをもらえたので、この内容について詳しく書こうと思いました。読んでいただいた方の何かのヒントになったら嬉しいです。さらに、生活の工夫がなぜ必要なのかについて、自分なりに考えてみたかったのです。

自分ひとりのSlackワークスペースを持っています

わたしはフリーランスで働く上で、現状、誰かとチームのような体制で働いてはいないので、自分の仕事環境を気軽に変えてみることが多いです。会社など一緒に働いている人が他にもいる場合、たとえば「これは仕事効率化に良さそうだ!」というツールが出ても、導入するかどうか検討したり導入するのが大変です。気楽に手法を変えられるのはひとりで働くメリットのひとつだと思っています。

自分ひとりのSlackワークスペースを作ったのも、SNSでそうしている方を見つけ、便利に使えるかもしれないと思ったからでした。

最初に作ったチャンネルは、確かこのあたりだったと思います。

・「idea」
・「idea-writing」
・「(継続的にお付き合いのあるお客さまのチャンネル)」

「idea」と「idea-writing」はそのままの意味で、アイディアをメモしておくチャンネルです。writingの方はnoteに書くネタを簡単にメモしておきます。以前は思いついたそばからTwitterに書いていました。でも、雑にアイディアを短文で投稿すると誤解を招いたりするおそれがあることや、リアクションをもらいすぎてしまい自分のテンションがコントロールしきれなくなることがあったので、自分ひとりで見れる場所にいったん記録しておく、という意味で使っています。

最後の「お客さまのチャンネル」は、お客さまによって専用のチャンネルをつくっています。案件によってデータの置き場所が変わったりしても、ここを見れば分かるようにしたら、とても楽になりました。

そんな形で、ひとりSlackワークスペースは「Twitterに書くほどではないメモ」みたいな使い方からスタートしていきました。

冒頭のツイートで紹介した3つのチャンネルが特に便利だと感じているので、その3つについて理由を交えて書いてみます。

🐱🐱🐱

1. 「日報」から「分報」に変更。分報のメリット

昨年末あたりから毎日、日報を書くようにしていました。日記型のアプリで、以下のような項目を記録。

このアイディアは見かけたツイートから真似させてもらったり、項目も自分の性質に合わせて色々と工夫しました。

忙しくてもそうでなくても日々があっという間に過ぎていくので、昨日やっていたことも思い出せなくなります。自分の仕事の記録を、誰かからの評価や金額などの指標だけでなく、自分の目線で見て残しておくことは大事だと思っています。(わたしが特に人からの評価に影響されやすいという弱みを自覚しているからというのもあります)

この日報は5ヶ月くらい毎日書いていたのですが、やっていくうちに気になることもできてきました。

ある程度忙しく働く日々が続き、もっとクオリティ高く・かつ効率的に仕事ができないか考えたときに読んだ本に「日報や日記などの記録は、書くことだけでなく振り返りが大事」といったことが書いてありました。わたしが使っていた日記型のアプリでは、1日1日がブログのエントリのように独立していて「さらっと今週(今月)を振り返る」ということがしづらく、せっかく記録しているのに振り返って活かすことができていないことに問題意識を持ちました。

そこで、slackに「dailynote」というチャンネルを作り、今までの日報で書いていたようなことをリアルタイムでその中に書くようにしました。(分単位くらいで記録していくので「分報」と言うそうです)書くことは本当に小さなことも。「午前中頑張ったから今日は海鮮丼を食べよう」とか…。(でもおいしいもの、大事ですよね)各タスクについても終わった時間や雑感などをリアルタイムで残しておけます。1日の中での心身の変化もわかりやすくなるので、たとえば雨が降る日は具合が悪くなりやすい傾向が分かったら対策を考えるきっかけになります。タスクに関する心身の負荷についても把握しやすくなります。

そしてSlackは「ー○月○日ー」という感じでわかりやすく日にちの変わり目が見れるので、ざっと振り返ることもしやすくなりました。振り返りをすることによる効果はまだ具体的なところまで感じられていないので、これからが楽しみです。

2. 完了タスクログチャンネルを自動で運用

日々のタスクを管理ツールを使って管理していますが(Trelloだったのですが、Todoistを愛用するようになりました)完了タスクを日報に書き写す、という流れに疑問を感じ始めました。

タスク名をコピーしてブラウザのタブを変えてペースト、というだけでも集中力が途切れてしまうし(集中力がないので大事にしたいのです)「完了タスクを日報に記録することを忘れないように」という意識を使うことに、なんだか違和感がありました。覚えていなくていいようにタスク管理ツールを使うのに、本末転倒です。

そこで、スマホアプリ「IFTTT」を使って完了したタスクを自動的に記録するようにしました。

(IFTTTは最近知ったのですが、Twitterで呟いたことをEvernoteに毎日リスト化したり、色々なプラットフォームを連携できるアプリです。便利すぎます)

完了タスクの記録の仕方はあれこれ試行錯誤したのですが「あっ、これもSlackにチャンネル作って流せばいいな」と気づき、完了タスクだけが淡々と投稿されるチャンネルを作りました。これすっごく気に入っています。楽です。

3. 支出管理アプリを使わないでSlackのチャンネルにまとめる

お気に入りチャンネルの最後は「お金を使ったら記録していくチャンネル」です。まだ運用しはじめたばかりで習慣になっていないのですが、お金を払ったら「(品名)〜円」という感じでただ記録していくだけです。

これはレコーディングダイエットと同じような効果があればいいなと思って考えました。日々の細かい支出ってどうしても意識できないので、残しておくことで、週1ペースくらいで振り返って生活を見直す材料にしたいと思っています。一度ガチガチに毎月予算を立てて支出も記録したことがありましたが、大変すぎて続かず…

それから、お金を管理するアプリってそれこそいっぱいあるのですが、アプリの行き来をすることや、アプリを探して立ち上げることのようなちょっとしたことでも記録するハードルが上がってしまうので、分報とセットでライフログのようにSlackにまとめる方がわたしの場合はうまく使えそうだと思いました。サブスクリプション(毎月支払うもの)についても1つの投稿にまとめてピン留めしてあります。こんな感じです。

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どれもオススメなのでリンクも張っておきます〜
「👉noteプレミアム
「👉 willするサロン
「👉 soarサポーター
「👉 sentence

まとめておくと月だいたいどれくらい使ってるのかが分かり、計画も立てやすくなりそうです。

🐱🐱🐱

まとめ

ライフハックは以前からそれなりに関心があって、あれこれ試してみたりしていたのですが、特に「情報をひとつの場所にまとめる」ということの重要さを身をもって感じるようになりました。このあたりはEvernoteブームの頃に特に言われていた気がします。(Evernoteもけっこう使ってました)目的によってツールを使い分けると、気分が切り替わるなどのメリットもありますが、今はSlackにできるだけまとめるのが、記録がしやすくて気に入っています。

なんだか今見たらなかなかの文章量でビックリしていますが、わたしが自分の生活の仕方に試行錯誤をしている理由は「快適に過ごしたいから」だけではありません。もちろんそれは大事なのですが…

わたしは持病もあり、心身のエネルギーが多い方ではないので、やりたいことがあってもエネルギー不足でできない…体調を崩しているうちにタイミングを逃した…というような経験が多々ありました。それがとても悔しかったのです。持病も含めた自分自身を大切にしながら、やりたいこともやりたい。そう思うと、あれこれ工夫することがどうしても必要です。

とはいえ、その時々の自分に必要なことは常に変化していくものだと思うので、今までツールややり方を変えてきたように、その時の状況に柔軟に対応していけたらいいと思っています。

持病のように一見デメリットに思えるものがあっても、工夫することはできるし、それでやりたいことができたり心地いい生活が送れたら、それはとってもハッピーですよね。これからも、がんばりすぎることなくゆるゆると、ハッピーな生活を目指していきたいと思っています。

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