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へんなかんじ

パソコンのキーボードをカタカタと気が済むまで叩いて気が済むまで自分の好きなことを書きたい、という欲望を、ここ数週間ずっと頭の隅にゆるしている。
だけれど、なかなか勇気が出なくてやっていない。
わたしは思考を言葉なり色形なりに変換し始めると止まらなくなって、普段抑圧している領域を簡単に破ってしまったことが幾度となくある。
少なくとも、泣いても問題のないタイミングでしか好きなように文字は書けない。
と、言いながら手書きのノートのページが今までにないスピードで埋まっているので、そのうちパソコンにも向かうのだろう。

そんなわけで、布団にてろてろと体を投げ出しながらスマホでこれを書いている。
今までもよくこうやって長文を書いていたので、スマホで文章を書くのはわたしの日常ではある。
だけど、特にここ数ヶ月、きちんと朝起きて日中は体を起こしていたので、布団で何かをすることをとても新鮮に感じる。
布団で何かをするのは避けたほうがいいのはわかっているのだけど、前はしょっちゅう布団の上で何かを作っていたのだった。

だからなんか、久しぶりで、へんなかんじなのである。
ここ数年は特にお布団と密着していたから。

主にコロナ禍に入ってから元々の不安定さが増した生活をしていて、一日の中で横になっている時間がかなり長かった。
これに限ったことではなくて、以前も落ち込みがひどく数ヶ月のあいだ毎日ほとんど寝ていた時間がある。
わたしはどうもすぐ疲れてしまう。
それに考え事が止まらない性質なので、自分の思考をうまく逸らして緩やかにしないと、すぐに体力が尽きてしまうらしい。
これに気づいたのもここ1年ほどのこと。

少しずつ、自己理解と対策を試行錯誤している。
自分が消耗しやすい条件を特定したり、取れる方法を探したり。
やっと「休むこと」ができるようになってきた気持ちにもなっている。

でも、詳しくはまた書きたいのだけれど、疲れてしまう自分が本来の自分であるとも思っていて、
それをうまく扱って社会生活を送る、という道だけでなく
「弱い自分でいる時間を作りたい」と強く思うようになった。

本来、人とわいわいするのが全く得意ではないわたしも、わいわいするのは好きだから得意になりたいとずっとずっと思ってきた。
だからオンオフを切り替えようとすると極端にしか動かせないままだ。


もう少し、自分にも人にもやさしい形で、いい感じの篭り方ができたら、安心をもたらしてくれるような気がしている。
周りから見たら、へんなかんじかもしれないけれど…

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