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24年3月に読んだ本

年度末です。
バタバタした方が多かったのではないかと思います。
例にもれず自分もバタバタにまきこまれていた3月です。
今年は桜の開花も早いといわれていたのに、実際咲いたのはつい一昨日。
ようやく春らしい陽気になってきたなあとなっています。

以下、3月に読んだ本です。

・イエローストーンのオオカミ
・美学への招待 増補版
・超人ナイチンゲール
・オペラ座の怪人
・食べる西洋美術史
・舟を編む
・「人生の地図」のつくり方

バタバタしていた中でどうにかこうにか読んでいた感じです。
もうちょっと難しい感じかと思っていたものが思っていた以上に読みやすい文章だったのも救いでした。
最近は哲学の中でも美学の系統が気になっているので、来月も引き続き関連の書籍を読んでいく予定です。
来月は気になっていた書籍がいくつか出てくる予定なので、積読も捗りそうです。

観劇方面では、ご贔屓が登板となったので、美女と野獣に通ってました。
数か月ぶりの登板ということもあって、演技がだいぶパワーアップしていてとても素晴らしい舞台でした。
あわせて、新キャストデビューとなったアナ雪も。
こちらも演者による演技の違い&一幕終わりの観客の反応が楽しい舞台です。

そして、四季以外のところでは「カムフロムアウェイ」「メディア/イアソン」を見てきました。
カムフロムアウェイは9.11の時にカナダの田舎町で起きたちょっとした事件を基にしたミュージカル。
20年くらい経っているとはいえ、この題材をミュージカルにできてしまうアメリカの底力みたいなものを見せつけられました。国民性なのかもですが。
これを日本で311でやれと言われても無理だなと個人的には思います。
決して辛気臭いわけでもなく、説教臭いわけでもなく、でも、あの時に起こった色々な問題を様々な視点で考えさせてくれる素晴らしい作品でした。
時間があればもっとたくさん見たかった…。
今度は大阪で公演だったと思うので、ミュージカルが好きじゃない人も騙されたと思って一度見に行ってみて欲しいです。

メディア/イアソンは、古代ギリシャの悲劇「メディア」と叙事詩「アルゴナウティカ」をもとにしたストレートプレイ。
日本のミュージカル界では有名な井上芳雄さんを、なぜかストレートプレイで初めて拝見することとなりました。
今度はぜひ歌って踊る芳雄さんを舞台で拝見したいなと思いました。
彼の出る舞台は人気ミュージカルが多くてチケット取りにくいのが難点ですが…。
FGOや藤村シシン先生の解説に何度か触れているおかげもあってか、あまり疑問を持つことなくすんなり見ることができました。
メディアの苛烈な生き方は共感が難しいですが、同情できるところも多々ある物語です。

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