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面白いテレビ番組を考えました/食とまなびのブログ

ズバリ、良いニュースしか流さないニュース番組です。
ネットでは既にあるのかもしれませんが、テレビで、出来れば全国テレビでやって欲しい。

自宅にはテレビはありません。
しかし、帰省すればテレビが流れていますし、ホテルや喫茶店、飛行機の搭乗口などなどいたるところでテレビが流れています。
子供たちはテレビを観たがります。
たまに、テレビを観ると多くの場合、うんざりします。
子供からは質問されます。不倫ってなに?セクハラってなに?なんでこの人謝ってるの?と。

なぜ、こういった情報を流すことに多くの番組が大半の時間を費やすのか?
そして、なぜ子供たち(多くの人達)はテレビを見たがるのか?

20年前、テレビをやめてみて、初めて気付いたことがあります。

世の中には強い刺激と弱い刺激があること。
資本主義の性として企業は強い刺激を一生懸命生産すること。
強い刺激の中にいると、慣れてきて、今の強い刺激に気付かなくなり、さらにより強い刺激を求めるようになること。
強い刺激に慣れてくると、日常にある弱い刺激に気付かなくなること。

そして、半世紀近く生きてきて実感するのは、弱い刺激の中にこそ幸福感があるということ。

もうお分かりの通り、テレビは物凄く強い刺激です。(これ、やめないと、テレビを捨ててみないと分かりませんが)
だから、子供も大人もテレビを見たがります。
そして、テレビ側もより強い刺激を作ろうとしていった結果が不倫やセクハラとなるのです。
コメンテーターも個性を発揮し強い刺激を残さないと次に呼ばれません。家族を養うために。
大概のパターン、個性の発揮の仕方は“共感を呼ぶ否定”です。共感を呼ぶ否定意見を言うことで個性に繋がり、支持を得ます。
良い悪い、正しい間違っているではなく、いろんな側面を考えていくとそうなっていくのが自然なのです。そして、その方が簡単なのですよね。

しかしです。
ここから1つの提案です。
ネットが普及し、情報は受信するのものでなく、取りに行くものとなった今、大切なのは多様性。
テレビも横並びではない番組を作っていくことが求められる。
強い刺激のある番組が主流になるのは致し方ないが、多様性のひとつとして、弱い刺激の番組作りをすること。
より弱く、さらに弱くすること。
これが面白味になるのではないだろうか。
良いニュースばかりを集める。
特別に素晴らしいニュース、特別に良いニュースは毎日ない。
すると、日常にあるちょっとした、良いこと。
近所で起きたちょっとした誇らしいことなどを取り上げるようになる。
いわば、良いニュースは刺激が弱い。
めちゃくちゃ弱い(笑)

頑張っている人にスポットライトを当てる。
輝いている人を取り上げる。
特別ではないので、今までのメディアでは取り上げられなかった人達が取り上げられる。

すると!!
見ている人は勇気をもらえる。周りも笑顔になる。
取り上げられた人は誇りになる。周りも笑顔になる。
取り上げた番組制作者は自分の仕事を誇りに思える。周りも笑顔になる。
スタジオのコメンテーターは、なんてことないがその人ならではの自然なコメントをする。

こんなハッピーな番組。
こんなハッピーをたくさん作り出す番組、
素敵じゃないですか?
それをネットのような取りに行く情報ではなく、テレビのような垂れ流す情報にしませんか?

子供が夢や勇気を持つ。
子供が働きたくなる。
そんな情報を大人が意識して発信していきませんか?

感謝します。

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