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No.34 日本版「共同富裕」?のような

岸田新首相が「新しい資本主義」という言葉を基本方針に挙げています。

#日経COMEMO #NIKKEI

一部の人だけが豊かになるのではなく、みんなが分配を通じて底上げしていく、渋沢栄一の道徳と経済の資本主義、公益重視の思想を打ち出されています。

施策の一つとして、配当・運用益課税の20%は高所得者には所得に占める割合が低く、もっと高くすることも検討項目に入っているとか。

でも、これだとせっかく高まりつつある若い人の投資熱を冷ましちゃうんじゃないかと心配します。

これらの考えは、最近、中国の頑なな指導者が唱え始めた「共同富裕」という国民の生活基盤を根底から覆すような衝撃を惹き起こしている思想を思い起こさせますよね。

資本主義社会はもともと富める者はさらに富み、そうでない者との格差が生まれていく競争社会が本来の姿と思います。

だから、新首相がここでおっしゃる「新しい資本主義」とは「社会主義」に近いイメージを持ってしまいます。

もちろん、人がどんなイメージを抱くも勝手で、バリバリの資本主義ではなく、いい意味で富を分け合うという、資本主義と社会主義の中間的な位置づけを目指しているのだろうと私は解釈します。

日本のような超高齢社会では、バリバリな資本主義で、「どんどん稼いで人より豊かになってやるぜ」って言う人は、何か虚しいなって思えてきますよね。

もうそんな時代じゃないんです。

バリバリなイケイケ主義で「俺がてっぺん獲ってやるぜ」っていう資本主義は、昭和で終わってるんですね。

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とは言え、普通にいけば昔よりずっと長生きする時代になっているわけで、長生きしたときに貧乏だとさみしいなと思いませんか?

僅かな収入からでも一定金額を20年、30年とコツコツ積み立てていく資産形成こそが庶民に出来る老後富裕層への確かな道なんです。

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こういうシステムを一旦、始動させてしまえば、あとは周りにやさしく、毎日ニコニコしながら楽しく過ごせるんじゃないのでしょうか。


正統の資産形成を学びましょ♬

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