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【シリーズ記事まとめ】キャラクターってどれくらい似てると権利侵害なの?裁判例から見るキャラクター・イラスト・アバターの知的財産保護シリーズ

【記事一覧】

# 1 「複製」かどうかの区別

# 2 本を擬人化したキャラクターが保護される範囲

# 3 コスプレ~キャラクターのお面編~

【筆者の自己紹介】

関 真也(せきまさや) 弁護士・ニューヨーク州弁護士
関真也法律事務所 代表。第一東京弁護士会所属。
※ お問い合わせはリンク先のお問合せフォームからお願い致します。
Twitter : @MsekiCom
note:@masayaseki
漫画、アニメ、映画、ゲーム、音楽などのコンテンツやファッションに加え、VR/AR/VTuber、AIなどコンテンツ・ファッションとテクノロジーが関わる分野を中心に、知財問題、契約、紛争等を多く取り扱う。
東海大学総合社会科学研究所客員講師(現職)。このほか、東京工業大学非常勤講師(担当科目:技術移転と知財)、津田塾大学非常勤講師(担当科目:知的財産概論)その他大学講師等を歴任。知的財産管理技能検定 技能検定委員。
㈱KADOKAWA経営企画局知財法務部担当部長(2016~2017)。南カリフォルニア大学ロースクール修了 (LL.M., Entertainment Law Certificate, Honor Society of Phi Kappa Phi) / 東大データサイエンススクール(事業実務者コース)修了。日本知財学会事務局、コンテンツ・マネジメント分科会幹事、ブランド・経営分科会幹事 / ファッションビジネス学会ファッションロー研究部会長など。
著作権法学会 / 工業所有権法学会 / 日本バーチャルリアリティ学会 会員。
主な著書・論文に「ファッションロー」(共著、勁草書房)のほか、以下のものがある。
【コンテンツ・VR/AR関係】
「著作権法による建築デザインの保護とバーチャルリアリティ空間その他コンテンツ内利用―米国法の議論を参考に―」(日本知財学会誌、2020)、「著作権法も改正 知的財産にまつわる注意点(特集:クリエイターが知っておきたいバーチャル表現の基礎知識と倫理観)」(月刊ブレーン2020年10月号)、「拡張現実(AR)を巡る著作権法上の問題に関する基礎的考察」(日本知財学会誌、2019)、「AR領域における商標の使用―拡張現実技術を用いた新たな使用態様を巡る現行法上の課題―」(日本知財学会誌、2018)、「いかなる場合にパブリシティ権は表現の自由に優越するか:米国における近時のビデオゲーム関連判決を参考に」(パテント68巻7号、2015年)、「【連載】令和2年著作権法改正のポイントと実務への影響」(BUSINESS LAWYERS、2020年)など。
【ファッション関係】
ファッション業界における新型コロナウイルス感染症を巡る契約書対応(不可抗力条項)」(BUSINESS LAWYERS、2020年)、「ニューフロンティアとしてのファッションロー」(法学セミナー 778号40頁 )、「アパレルデザインの不正競争防止法2条1項3号による保護―『流行』の生成プロセスから見た商品形態の実質的同一性の捉え方の検討―」(特許研究68号、2019年)、「ファッションデザインの「美的特性」と「表現上の本質的な特徴」の探究―著作権法による保護の可否と範囲―」 (感性工学17巻2号、2019年)、「Star Athletica事件合衆国最高裁判決:実用品のデザインに用いられる美術的特徴が保護適格性を有するか否か(分離可能性)を判断する基準~日本の著作権法における応用美術の保護への示唆~」(AIPPI 62巻9号、2017年)、「米国知的財産法によるファッション・デザイン保護の現状と課題 (1)(2)」 (AIPPI62巻1号・2号、2017年)など。

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