私には、何とも形容し難い「加護」がある。
以前から何度か言っている事ではあるのだが、私はなかなか大金に恵まれない。
今まで金銭的に余裕のある生活ってのが、ほぼ出来なかった。…ってまぁ、それは今までの私の過ごし方が悪い。
もっと真剣にカネを稼げる事をしていたら、楽になっていたのは言うまでも無い。
だが、それを差し引いて考えても…信じられない様なタイミングでカネを失って来た。
それと同時に、底辺まで落ちて「もうダメかも」と思った時、必ずと言って良いほど、救いの手が差し伸べられる。
金銭面だけではなく、何と言うか…本当に色々な面で、だ。
詳しく言えないのだが、今回もまたそれを強く実感出来る事が起きた。
以前から大阪の仕事仲間と、とあるプロジェクトを進めていた。
不動産関連の話なのだが、なぜか上手くいかず、途中で頓挫していた。この業界を長年やっているプロの仲間「N氏」も、その原因が良く分からずにいた。
コロナの影響(ウッドショック)も重なり、N氏も「こんな事は初めてだ」と頭を悩ませていた。
そのせいで、私はさらに「俺は、大きなカネを掴めない宿命にあるのかもしれない」と感じていたのもある。
だが…最近になって、そのプロジェクトはそこで頓挫して正解だった事が分かった。
私としても詳細を言えずに歯痒いのだが…このプロジェクトに関与していた一人の男が詐欺を働き、牢屋に入った。
私は以前から、N氏には散々その男の危険性を訴えて来た。だが、N氏はどこか割り切れない感じだった。そして案の定、奴は私とN氏の知らない所で犯罪を犯していた。
もし全てがトントン拍子で上手く行ってたら、このタイミングで私とN氏にも「火の粉」が飛び、余計な苦労をしていたかもしれない。
私はN氏に「ほら、言わんこっちゃない」的に諭した。
N氏も「ほんまですね…」と、ようやく私の言いたい事を理解してくれた様だった。危なく、我々もとばっちりを喰らう所だったのだ。ビジネスってのは本当に、恐ろしいね。
…まぁとにかく、この様に「いざ」って時には説明出来ない「何か」が私を助ける。皆さんも、私に変な気を起こさない様に…(笑)
今回の事も、「結果論」と思うかもしれないが、なかなか奇跡的な出来事だったのだ。N氏も私の「加護」にビックリしていた。
一方、私はもうビックリしなかった。「やっぱり」とすら、思った。いつも通りなのだ。何故か、こう言う事が起きる。
感謝したいんだけど、何に感謝したら良いのか分からないから、しようが無い。
でも私はそう言う事があるたび、その「見えない何か」に向かってお礼をして来た。あえて言うなら、私を育てた釧路の大地、そして海に…。
そこに意味があるかどうかは、分からない。
そして…何となくだが、全体的な運勢ってやつが、来年から変わる様な気がするのだよ。
「加護」を失うとかじゃなくて…何て言うのかな。例えばだが、今度は逆に、私にカネが徐々に流入するかもしれない。要は、ターニングポイントと言う事。ここから人生の事象が反転していく。
でも、それも結局「私自身が」では無く、私の周りで起きる外的要因の流れが反転する…と言うイメージ。
私はその真ん中にいるだけ。勝手に周りの事象がグルグルと、私を中心に回っているのだ。
扇風機の様に回り続けるその「流動ベクトル」が、ついには逆転を始める。
そうなれば…私の人生も、あらゆる意味で反転するだろう。
いずれにしても、来年からの展開が楽しみである。
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