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タイでのエピソード・その70

その69の続き—

洗濯機に入れてしまったボロボロのパスポートはすっかり新品に早変わりし、新しい観光ビザを取得するスタンバイがようやく整った。

ほとんどの人は何も考えず10年パスポートを作成すると思うが、私の様にタイ付近の国境を出たり入ったりする人間にとっては、5年のパスポートの方が何かと都合が良い。

今回も、見慣れた紺色の5年パスポートを再発行させてもらった。

すぐに観光ビザツアーの手配をし、いつも通りに参加する。

いつも通り、くっそ狭いハイエースでの長旅を経て、ラオスの国境付近に到着。

タイ大使館へ赴き、書類なども全て提出し、ほっと一息。今は観光ビザも厳しきくなったと聞くが、まさか一回目から断られる事はあるまい。噂通りなら、一回目にして赤ハンを押される事もあるらしいが…まぁその時はその時だ。

ラオスの街中を適当にぶらぶら。

「7」と書かれたコンビニ(笑)。ちなみにこれ、首都のビエンチャンの風景である。うーん…ラオスが「都会」と呼ばれる日はやって来なそうだな…。

歩き疲れてホテルに帰り、ゆっくりと休んだ。

そして翌日…もうパスポートを受け取って帰るだけ。

……そのはずだったのだが…

…??

いつまで経っても、私の番号が呼ばれない。

そうしているうち、私は別の窓口へと通された。そして、以下の質問を受けた。

「ミスター。前回のパスポートは持ってないのですか?

…持ってるわけねぇだろ…(泣)

どうやら、本来は前回のボロボロのパスポートも同時に提出しなければいけないらしい。にも関わらず、タイ国内のイミグレで再発行手続きをした際、役員が私にそのパスポートを返却するのを忘れたみたいだ。

くそ…タイ人はこれだから…。

…って、そう思っても、もう遅い。私は完全に「訳あり野郎」としてマークされてしまった。

私以外のほぼ全ての人たちの手続が終わった。

帰りのバスも、私以外のツアー参加者たちを乗せて帰路についた。

私だけが…在ラオス・タイ大使館に取り残されてしまったのだ。

一時間…いや、もっとだったはずだ。相当な時間待たされたのち、さらに別室へと連れていかれた。

そこで私は、「お偉いさん」から尋問を受けることになる。

やれやれ…。


その71へ続く—

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