地元の冬

最近、急に寒くなり始めましたね。

皆さん、風邪などひいておりませんか？ご自愛下さい。

私の地元でも初霜が観測され、夜の水溜まりには既に氷が張る様になってしまった。

うーん、こう言うの見ると「あぁ、帰って来たんだなぁ」と実感する。

私の中では未だに、海外にいたのがつい最近の様な気がしているのだ。それほどまでに、バンコクや中国にいた時の影響は大きかった。

思い返すと、辛い事の方がずっと多かったんだけどね。でも、それでもその経験が無いと「今の自分は無い」と、胸を張って言える。

他の人からすれば無駄な時間に見えるかもしれない。だが、私は心から断行して良かったと思っている。

経験ってのは、決してカネじゃ買えないのだよ。

それより気候の話に戻るが、本当に寒くなった。私の家は古く、家の中でも時折気温がマイナス近くになる。

この記事を書いている時も分厚いオンスパーカーのフードを被り、かつ電気ヒーター内蔵のポンチョを羽織っている。

でも、冬ってのは寒いものなんだよ。誰しもが「北海道の冬は厳しいね」と言うが、タイと大阪の夏に比べれば遥かに快適だ。

北海道はね...本当に不思議な所だと思う。これは地元住民である私自身も、心からそう思っている。

特に私が住む道東地区なんかは、冬きっちりと寒いものの、何故か降雪量が少ない。

たまーにドカ雪が降るけど、その時は釧路人も除雪慣れしていないので、とても困る。逆に札幌や富良野の方は、降雪量が凄まじい。同じ北海道とは思えないほどだ。ここが不思議で仕方ない。

東北なんていつも凄いでしょう？屋根に積もった雪をさっさと落とさないと、戦車一台分くらいの重さになるので、家が潰れてしまうんだとか。

いやぁ...凄まじい、ほんと。お年寄りは大変だろうな。

東北よりさらに北緯にあるのに、我が釧路の降雪量はなぜ、ここまで少ないのだろう。

まぁ物理的に、そして現実的に言えば、きっと「気流」やら「日本海側か太平洋側か」...やらの理屈があるんだと思う。

にしても、ですよ。どうして「こんな設定」なのか疑問だ。

今年も既に、北海道では初雪が観測されている。札幌、石狩、留萌（るもい）地方なんかではもう、かなりの雪が降った。

釧路でも夜、密かに降ったらしい。でもチラッと降っただけで、積もるほどでは無かった。

いくら北海道が広いとは言え...

世界地図で見ればそこまで気候に差が出るほどでは無い様な気もするんだよね。中国と違ってさ。

中国はめちゃくちゃ広いから、南端は南国状態だし、北端はロシアみたいに寒い。ここまでデカいなら分かるんだけど、北海道の中でここまで違うってのは納得出来ない。

何が言いたいかと言うと、北海道の中でも道東地区...特に釧路は過ごしやすいと言うこと。

釧路から一歩も出た事が無い人間でも、ここはよく主張する所なのだ。

四季がある。この世で一番、健康的で美味しい食材がある。

無いのは娯楽とカネ。

うーん...やっぱり私の真理探求において、注目するには十分すぎるくらいの要素を秘めているんだよね。

まだまだ、釧路の人口は減り続けている。

...これから、どうなる事やら。

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