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「業務委託って実際どうなの?」全員が業務委託のTHE ONEから見るメリット・デメリット

THE ONEの人事採用担当の中井です!
今日は、全メンバーが業務委託契約という異例の集団・THE ONEから見た「業務委託契約のメリット・デメリット」についてお話しします。

「副業」というワードがメジャーになりつつあるいま、「業務委託」という契約についてもご存じの方も多いかもしれません。

THE ONEでは、私含めて全メンバーが業務委託で働いているので、
"実際にどうなん?” ”税金ってややこしいの”など、
みなさんが気になりそうなことお伝えしますね!


そもそも業務委託契約とは?

企業が業務の一部または全てを外部の事業者や個人に委託することを指します。業務委託には雇用関係は生まれず、委託側と受託側の立場は対等になります。正社員は企業との間に雇用契約を結ぶため、雇用関係の有無が正社員との大きな違いとなります。

私が感じる「業務委託におけるメリット」

1.働く時間・場所を選ぶことができる

業務委託契約は委託する企業との雇用関係がないため基本的に働く場所や時間は拘束されません。
納品日など成果に対しての期日はあると思いますが、
会社員のように「平日9:00〜17:00」など業務をするにあたって固定された契約は少ないです。
THE ONEでも、時間の縛りはないので「夜だけ集中して作業する」「週の後半だけ作業する」など、メンバーもライフスタイルに合わせてさまざまな働き方をしています。
私は子供が小さいので、基本的に日中の平日のみで、なるべく週前半にまとめて作業して週後半は子供とゆったりというスケジュールを組むことが多いですね。子育てをされている方にとっても、かなりメリットになるのではないでしょうか。

2.得意な分野だけに専念できる

得意分野の業務のみ専念できるのも業務委託の魅力のひとつです。
正社員など会社と雇用関係を結んでいると、「自分がやりたかったこと」だけでなく、「苦手なこと・雑務」などもやらなくちゃいけません・・・
業務を絞って受託できる業務委託では、自分が「やりたいこと・得意なこと」だけを専念して受けることができます。
自分の得意分野だけを伸ばすことは、仕事における自信やこのあとに後述する人生にも繋がっていきます。

3.自分のスキルで食べていける

これが私にとって業務委託を選択した一番の理由です!
もともと私も会社員として長く勤めていたのですが、新型コロナウイルスで会社がモロに影響を受けました。(同じ理由の方、多いかなと思います・・・!)
当時、家を自分名義で建てたところだったので「ローンもあるのにどうしよう」「ちゃんと経営してくれ〜」など会社自体を責める気持ちになっていたのですが、その時、ふと"自分が会社に依存してたんだなあ"と思いあたったんです。
そして「会社が潰れれば私の人生も潰れる?それはイカン」と一念発起して「会社ではなく自分のスキルで食べていける人間」になろうと「業務委託」へと舵を切ったわけです。
まあ、実際不安なところもなかったわけではないのですが、
仕事に子育てに忙しくしているお姉様方(ライター時代の先輩)が業務委託で楽しく働かれていたので、踏み切れたというところもあります。
そして現在、その舵きりは間違っていなかったなと思います!


私が感じる「業務委託におけるデメリット」

1.労働法が適用されない

ここはぜひ法改正をしていただきたいのですが・・・業務委託には労働法が適用されません。
みなし残業などがある昨今、私が一番デメリットと感じる部分は「保険関係」です。雇用保険や社会保険に加入することができないため、保険料が割高となり、「産休」などのシステムがないのも女性にとってはイタタなポイント。フリーランス向けの小規模共済などはありますので、その辺をうまく活用する必要があります。

2.収入が不安定になる

案件ごとに報酬や契約期間が異なります
毎月定額のお給料がもらえる会社員に比べ、案件によっては収入が不安定になることも。長期雇用の案件と成果報酬型の案件などを併用して、リスクヘッジをすることが鍵です。
とはいえ、そこで積み上げてきたスキルは無駄にはならないので、次の仕事に活かすことはできます。

3.確定申告がやってくる

はい、ここが一番のウィークポイントではないでしょうか。
かくいう私もすごく苦手です。
クラウドソフトなどを利用してなるべく手間がないように処理していますが、それでも青色申告様は気位が高く、なかなか手がかかるのです・・・
そのほか、今まで会社がやってくれていた、所得税や住民税などの税務処理や、社会保険手続きなども全て自分でやる必要があります。
ここまで書くと「うわ、絶対無理」と思われる方もいると思いますが実はメリットもあります。
それは情報と税金に強くなること。
業務委託になると節税のために、家賃を経費に計上したりといろんな手を尽くすのですが、そのために「所得税とはなんぞや」「どうやったら節税できるんや」と調べることが多くなると思います。
もちろん手間ではあります。ただ、税金がめちゃくちゃ高いいま、税金の知識をつけることは、この時代を生き抜くためにすごく大きな武器になります。自分でやらなきゃいけない業務委託だからこそ、身につけられる最強スキルだと私は思います。


業務委託が向いている人・向いていない人

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
結論として、業務委託で食べていくには「自走性・情報取集力・セルフマネージメント」が要となります。
全てひとりでやらなくてはいけないので、大変ではありますが、頑張った分報酬やスキルが上がり「野生のビジネスパーソン」として荒波を生き抜く力ができるのは大きな武器です。

THE ONEでは、同じ志を持ち「野生のビジネスパーソン」を目指すメンバーを募集しています!(長期の勤務を想定しています)
まずはカジュアル面談で私とお話ししましょう!


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