「ゴール」と「流通」を考えること
2016年にCOURTを立ち上げてから、ブランドごとに別のデザイナーと仕事をしています。デザイナーと仕事をする上で、クライアント(経営者)の役割として大切だなと思うことが2つあります。それは「ゴールの設定」と「流通戦略」です。
ゴールの設定
「ゴールの設定」とは、どうなったらプロジェクトとして成功と言えるのか?ということを定義することです。
定量はえいやー!
売上、利益・・・企業規模によっても、商品によっても違うのかもしれませんが、1つの目安として1ブランド5000万円の売上、が一つの指標な気がします。売上、利益は、正直じっくり考えても数字のお遊びにしかならないので、ざっくりエイヤーで決めることです。
定性はじっくりと!
どんな会社になりたいか?どんなブランドになりたいか?・・・よくあるパターンとして、競合他社はこうで・・・、とか最近のトレンドはこうで・・・、とか「自社」ではなく「他社」や「環境」についてはよくよくリサーチしていることが多いのですが、じゃあ「自社は?」、つまり「あなたはどうなりたいですか?」「あなたはどんなものがつくりたいですか?」ということを答えられる人がとても少ないように思います。
ブランドの出発点は「熱量」。自分がやりたいことをやるときが一番熱くなれます。「自分がどうなりたいか?」「自社がどうなりたいか?」ということを考えることが出発点です。
どうなりたいか?を考えるときのちょっとしたポイントは、自社の業界ではない他の業界やブランドで、なりたい会社やなりたいブランドをみつけることです。そうするととてもリアルに考えられるようになるからです。ちなみに堀田カーペットが目指すべき会社はスコッチ・ウィスキーの「BOWMORE」です。
デザイナーと仕事をするときに、ゴールの設定はクライアントが中心になって考えるべきことです。
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