事務所note:独立系FPの読書の秋 2020
私たち現代人が、いかに学校教育やメディアによって
常識とされる情報に縛られて生きているか。
いつも事務所noteをご覧頂き、ありがとうございます。
名古屋と札幌で活動している、
独立系ファイナンシャルプランナーのおさかべです。
私の自己紹介になります。
今日も昨日に引き続き、noteの募集中欄にあった、
「#読書の秋2020」について書きます。
私が読書の秋2020に選ぶ本は、ハンス・ロスリング他「ファクトフルネス」日経BP社
私たち現代人が、いかに学校教育やメディアによって常識とされる情報に縛られて生きているか
何が驚いたかって、世界中の最高学府を出た人間でも、
正答率がほとんど変わらないこと。
結論:人間が常識と信じているものほど、あやふやなものはない
地球の天動説が地動説になったように、今現在の常識が絶対なんてことはありません
それによる、最近の面白かった個人的な発見は、
少子高齢化社会は今の日本人にとって、実は良いことではないかということ。
個人的に、バブル崩壊以降の日本経済の低迷は、
産業構造不況が原因だと考えています。
ちなみに、産業構造不況とは、
時代にそぐわない経済システムによる不況という意味です。
他の本にも書いてありますが、日本の経済システムは未だに高度経済成長期のままです。
このシステムでは、早い話が、大量生産・大量消費。高品質・高価格。
平成以降、日本の人口は減少期に入り、
中国やインドなどアジアの国々が、低価格でモノを作り出すようになりました。
さらに、アメリカからのIT化の波もあり、
デジタル技術によるモノの低価格も実現しました。
現在、求められている経済システムは、少量生産・少量消費。中品質・低価格。
モノよりも、医療・介護を始めとしたサービス業の充実です。
この経済システムに移行すれば、以下の循環が生まれます。
ニーズがあるので企業も儲かる→人も必要だが人手不足もあり従業員の給与が増える
→増えた給与で今まで我慢していた贅沢をする
→これまで下火だった高級品関連を始めとした業種も活性化する
→日本中の経済が廻りだし、税収も増えて社会保障などのサービスにお金が廻る。
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