やっぱ男は三船敏郎

この人やとおもうんですよ結局。

かっこいい男の行き着く先は三船敏郎。

ま、その考察はまた違うときにするわ。

最近Netflixで三船敏郎が出演している映画がよくやってるの気づいてますか?
いや、岡本喜八監督の映画が多いんかな。
どっちにしろなんか理由あんのかな。

今日は「無法松の一生」を観ました。
これは初めて観ましたね。
ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞を取ってるんですね。
そんなことすら俺は知らなかった。
こういうのはなんで義務教育で教えないん?
いろんな歴史を学べると思うねんけどな。
ま、それも置いといて。

まずね、笠智衆がカッコいい!
これは見た目の話です。
顔も髪型もめちゃくちゃカッコよかった。今まで観てきた笠智衆の中でこれが1番にかっこいい。
最近はバーバースタイルの流行でフェードカット、グラデーションカットの七三にしてるメンズ達は多いと思うんやけど、この映画の笠智衆の七三分けスタイルこそが日本人に合うカッコいいヘアスタイルですね。
あんなにビシッと七三スタイルが決まるってのはやっぱ俳優はすげぇなぁと思うね。
一般人とはやっぱり違う。

そんで三船敏郎なんやけど、この映画では冒頭から結末までたぶん20年くらい経ってる感じなんやけど、若い時から老けるまでの顔が全然違うんですよ。
特殊メイクなしであこまで変わるのはすごいね。だって未亡人の女優さんはいっさい老けてないもん。

そんで筋肉!
三船敏郎の腕だけ筋トレしてる腕なんですよ。
他の俳優たちはきっと筋トレしてないんですよ。
個人的にこの差はすごいと思ってて、昔の日本映画の俳優さんたちはあんま筋トレとかしてないとおもうねんな。
体をみたらわかるんやけど胸板が厚い人はなかなかいない。
でも三船敏郎の体は厚みがあるんですよ。
当時、ベンチプレスなんかないとおもうねん。そういうジム的なアメリカンな文化はあったのか?
戦後にGHQがドバーッと導入してたんか?
ま、それも置いといて。

とりあえず三船敏郎の体は筋トレをしている。

この人は顔も濃いが、体も濃い。

行き着く先は三船敏郎。

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