【翻訳編】英語で読むデザイン③ インドの手書きファッションアート『Glorious Kalamkari 』
Glorious Kalamkari is a hot fashion favourite worldwide.
雄大なカラムカリは世界中で人気のファッションです。
Be it bags, scarves, kimonos or accessories, designers are experimenting with this ancient art to bring a unique element of design on the ramp.
デザイナー達は、題材がバッグでも、スカーフ、着物、アクセサリー、ランプなどでも、この古代芸術様式のユニークな要素を取り入れる試みをしています。
※結構、意訳的です。
An ancient Indian art form, Kalamkari originated 3000 years ago.
古代インドの芸術様式であるカラムカリは、3000年前に生まれました。
The kalamkari artist uses a bamboo pen to create magic on fabric. In order to give it life, the design is further painted with organic colours.
カラムカリアーティストは、竹のペンを使って生地に魔法をかけます。命を吹き込むために、デザインはさらに有機的色で描くのです。
Date palm pens with fine hair attached are used for colouring. The colours are made of flowers, leaves and roots.
細い毛が付いたナツメヤシのペンが着色に使用されます。顔料は花、葉、根から抽出されています。
Mordants such as iron, tin, copper and alum are used to preserve the paintings.
鉄、スズ、銅、ミョウバンなどの媒染剤は、絵画を保存するために使用されます。
Kalamkari was born out of the art of storytelling.
カラムカリは、ストーリーテリングの技術から生まれました。
Motifs such as peacocks, flowers, divine characters, paisleys, birds etc look gorgeous on fabric as the artist brings them to life through his/her creativity.
アーティストが創造性/技術によってクジャク、花、神聖なキャラクター、ペイズリー、鳥などのモチーフに活力を与え、生地が豊かに見えるのです。
The process of making Kalamkari involves 23 steps. The entire procedure is very detailed and requires absolute attention to detail.
カラムカリを作成するプロセスには23のステップが含まれます。手順全体は非常に繊細であり、ディティールには絶対的な注意が必要です。
The fabric is first bleached and treated with cow dung. To avoid smudging of dyes it is dipped in buffalo milk and myloblans.
生地はまず漂白され、牛糞で処理されます。染料の汚れを防ぐため、水牛のミルクとミロバラン(木のみ)に浸しています。
※myloblansはmyrabalanのミススペルかなと思います。
Ready to paint, the artist slowly creates motifs by drawing or through blocks, colours them and leaves the fabric to dry.
絵を描く準備ができたアーティストは、絵を描くかブロック(版)を通してゆっくりとモチーフを作成し、色をつけ、生地を乾燥させます。
Sarees, curtains, scarves, dresses are all created out of this fabric.
サリー、カーテン、スカーフ、ドレスはすべてこの生地で作られています。
Beautifully portrayed in today’s fashion scene, Kalamkari is one art form that is here to stay!
今日のファッションシーンで美しく描かれたカラムカリは、今なお有力な芸術のひとつです!
今回の注目ポイント!
・Storytelling
これは、デザイン業界の日常では大変によく出る言葉です。
翻訳すると詐欺師みたいな意味も出てきてしますのですが、実際はもっと深い言葉です。
クリエイターなどが物を語るときに、夢も未来も含めて人を惹きつけるプレゼンテーション能力、リーダーシップ能力を指したりします。(でも、いいことばかりを言っていると見抜かれてはいけません、その辺りが詐欺師とも取れる言葉の由縁かと思います)
・Mordants
これは結構難しい単語ですね。見たことがない人も多いかもしれません。海外の大学を受験したりすると出てきそうな雰囲気です。美術を学問として勉強する人にはマストになるかもしれません。
・Gorgeous
日本でゴージャスというと、いわゆる金持ちのような印象を与える単語ですが、海外では、赤ちゃんに対してこの単語を言ったりします。
つまりお金などを連想するというより、ただ純粋に立派で、神聖であるようなイメージで、デザインや芸術に使うことは悪くないのです。
・Blocks
とは木版のようなものと想像されます。
では、また:)