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ふりかえりの目的を変える遊びは、自分とより良い関係をつくることにつながる

ふりかえりアドベントカレンダー2023の23日目の記事です。

2022年は「ふりかえり対象&ふりかえり方法」をふりかえっていました。

  • ワークショッププログラムのふりかえり

  • ファシリテーションのふりかえり

  • プロセスのふりかえり

  • ロールのふりかえり

  • 夢のふりかえり

  • 関係性のふりかえり

  • 鑑賞(対話型鑑賞)のふりかえり

  • 越境のふりかえり

  • ふりかえり習慣のふりかえり

2023年は「ふりかえりの目的を変える遊び」をふりかえっていきます。こどもの頃から「遊びは自分でつくるもの」と考えていて、ふりかえりやコーチングの場でも、どうやったらもっと面白く遊べるか?をよく考えてます。

今年はふりかえりの目的を変える遊びを試していたのでそのご紹介を。
ZaPASSジャーナリング(旧ZaPASSメンテナンス、週1ふりかえり)で、どういった「ふりかえりの目的」を設定してきたか?
月イチコーチングで、どういった「テーマ」を設定してきたか?

ZaPASSジャーナリング(旧ZaPASSメンテナンス、週1ふりかえり)で扱ってきた「ふりかえりの目的」

ふりかえりを通して、あらたな視点を実践するためのテーマ

  • プロセスワーク視点でふりかえると何が見えるか?

  • アウェアネスがどのように動いていたか?

  • アウェアネスをどのように使っていたか?

  • どれくらいやってくる機会があったか?(中動態)

  • やってきた、やりたい(中動態→Will)

プロセスワーク視点はプロセスワーク基礎コース受講中に、インナーワークの実践に加えて、ふりかえりをプロセスワークのまなざしで捉えるってことを試していた。
アウェアネスは、長時間のWSファシリでアウェアネス低下が起きていた時に、アウェアネスの動きや使い方をふりかえって、アウェアネスを使いすぎないようにできないか?と考えて試していた。
中動態は佐伯胖先生のウェビナー影響でマイブームだった時に、どれくらいやってくる機会があったか?どれくらいやってきたものを、やりたいにつなげられたか?をふりかえっていた。

マイパーパスやあり方をふりかえるためのテーマ

  • 目的を持って動けていたか?(ホールド)

  • 自律と向き合えているか?

  • 人間らしくあれたか?

割りとセレンディピティや、やってきたものに振り回されがちなところがあって、どれくらい行動に対して自分の目的を沿わせられていたか?をふりかえる機会をつくっていた。(副産物として、目的を手放すことも大事であることに気づけた)
「自律」をテーマにした対話の場と何度かご縁があり、「自律」の理解を深めるために日常の中での「自律」と向き合う時間をつくっていた。
「人間らしくあれたか?」は、マイパーパスである「もっと人間らしく生きる」を日常の中で実践して学び気づきを得るために使っていた。

このあたりのテーマは、ふりかえりの目的とすることで、ふりかえり体験が深い学びの機会へと変化していたので、継続して試していきたい。

その他

  • どれだけ自分を解放できていたか?

  • 未知のものへの心の動き

このあたりは恒常性というか、自分のバランスを保つためのテーマだったかな。ライスワークで淡々と仕事をしてしまっている時には、自分を解放できているか?と問い。日常にマンネリを感じている時に、未知のものに対するトキメキを思い出す問いを投げかけていた。

月イチコーチングで扱ってきたテーマ

プロセスワークの実践とふりかえり

  • プロセスワーク実践をふりかえる

  • 夢やインナーワーク中に出てくる大海原を飛んでいる鳥のイメージ

プロセスワーク基礎コースの個人セッションやアドバイザーMTGの体験をふりかえったり、不思議なイメージが現れた時にプロセスワークセッションをお願いしたり。コーチにプロセスワークを求めすぎたのは反省点。

日常の悩みや課題

  • 予定を入れすぎてキャパオーバーに

  • 転職について

  • 何に捉われているのか?何を手放せるのか?

日常の中の悩みを振り返りたい時に、悩みをテーマにすることもあった。

ふりかえりのふりかえり

  • ZaPASSジャーナリング(週一ふりかえり)の気づき(ありたい自分へのとらわれ)

一石二鳥なふりかえりの機会として、週一ふりかえりの学び気づきを、月イチコーチングに接続させて、更にメタ的な学び気づきを得る機会もつくっていた。

価値観/あり方

  • 組織開発やHRBPという仕事へのとらわれ

  • 地域になぜ心惹かれるのか?

  • 組織と社会への働きかけ

日常の中で価値観やあり方と向き合う機会が多く、日常の発散と収束を更にメタ的に捉える機会としてテーマて扱っている。

この記事を書いたことのふりかえり

仲良くなりたい概念と仲良くなる手段として、テーマに概念を扱うのは使えるし楽しい。
十分に向き合えていないことで、日常に支障をきたしているものをテーマとして、ふりかえりを通して向き合う機会をつくるのも有効。
マイパーパスをつくっているのなら、パーパスを絡めたテーマにするだけで、ふりかえり体験が大きく変化するかもしれない。
週一ふりかえりはシングルループ学習、月イチコーチングはダブルループ学習と、うっすら使い分けを意識していたけど、そこまで使い分けは整理されていない。コーチングの場合は、ひとりだとふりかえりのが難しいものを扱っていることもある。
週一ふりかえりの学び気づきを、月イチコーチングで扱うのは可能性を感じているので、やり方は探っていきたい。

ふりかえりの目的を変える遊びから見えたこと。目的を変えると感情や価値観など、自分の様々な面に触れられて、自分とより良い関係をつくる機会になる。ふりかえりは工夫次第でまだまだ遊べる余地がある。

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