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♯10『願うから叶う』

今まで出会った方、これから出会う方にインタビューで、人材育成についてお伺いする、『人材育成物語』
♯10『願うから叶う』をお届けします。

○あなたはどんな人に影響を受けてきましたか…
○あなたはどんな風に人を育てたいですか…
○人材育成で忘れられないエピソードはありますか…

人材育成について聞いていると、その方の生き様を表すように感じる。
その話す言葉、表情、ストーリーに触れることはたまらなく興味深い。

☆今回インタビューさせて頂いたのは…
某保険会社営業マネージャー 青森市倫理法人会炎の拡大委員長などでご活躍の佐々木 涉一さんにインタビューさせて頂きました。
佐々木さんはご自分をとても『運』が良いと何度も話されていた。その秘訣もお届けします。

☆それではインタビュースタート!!

青森県弘前市出身の佐々木さん。高校卒業後、上京しバンド活動をしながらいくつものアルバイトを実践。…現実は厳しく、バンドは解散。
20代~30代中頃まで、セールスの仕事で稼ぎを得た。リアルなセールス現場のお話は過激で詳しくはここで記すことは避けるが、『常識を越えた世界』を体験したと表現されていた。私はひどい目あう人はたくさん見てきたが、ひどい目にあったことがない。【運が良い】と話される。あとは、想像にお任せしたい。
そのいくつもの修羅場を経験されてきた姿は勇ましくも、芯が通った強さを感じさせかっこいい。

37歳のとき、父親の他界を機に、故郷の青森県へ帰ってきた。
縁あって保険営業の仕事を開始。約20年間青森を離れていたので、知り合いはほぼゼロからのスタートだったが、苦労は感じなかったという。
営業手法は自由。飛び込み営業はもうこりごりとのことで、必死で保険の勉強とテレアポの日々を過ごした。『1日50件以上テレアポしたことがない』
それまでに、興味をもったお客様に巡り合う。【運が良い】と話される。
2年目から収入は増えてゆき、やった分だけ、自分の給料は選べる。生命保険・金融のプロフェッショナル組織であるMDRT会員の資格も得た。
そんな時、マネージャー職への打診を会社から受ける。
一生プレーヤーで良いと考えていたが、『駄目なら潰されたら良い、またプレーヤーに戻れば良いと』快諾する。

プレーヤー時代、社内の先輩とは連まなかった。そして、マネージャー職になった当時は【力(営業力)のある人間がチームを引っ張れる】と考えていた。しかし、うまくはいかず、退職者を出したり、総スカンに合う。苦い経験だ。パワーマネージメントは失敗することを体験する。この時【人の上に立つ考えを捨てた】という。

今振り返って感じることは、人材育成方法の変化していることだ。
昔:『俺のやり方、言われた通りにやれ』成績を上げてやる!!

今:『人材育成なんて誰もできない。しかし、サポートすることはできる。人は勝手に育つ。その環境整備をするのがマネージャー職の役目』

部下に対して思うことして、『給料は会社が払っているが、大切な人材を預かっている。家族に良い会社と思ってもらう。ストレスなく働ける環境とは何か考え行動する』また、『誰に』焦点をあてて、部下に話をきくこと。この仕事は誰が喜び、誰の為に、誰が楽をするのか。そこに目覚めたとき人はとてつもない力を発揮する姿をみてきた。

では働きやすい環境整備とは。実践されていることをお聞きした。
佐々木さんも受け売りの受け売りだがと前置きされていたので、受け売りの受け売りの受け売りとして紹介したい。
『かかあびじんだ』とのことばだ。
〈か〉壁はきれいに。期限の過ぎた、意味のない掲示はしない。
〈か〉意味のあるものを飾る。
〈あ〉あかり。営業の現場では白色灯が良い。やる気がでる
〈び〉びーじーえむ(BGM)音のカーテンで他人の話し声が気にならない
〈じ〉時間管理。事務所には四方向に時計を設置
〈ん〉-----------
〈だ〉段ボールを見えるところに置かない。

私も自分の職場で導入を検討したい。是非参考にしてほしい。
苦い経験をしながら、考え方、言動のシフトチェンジをしてきた佐々木さんだが、過去の考えの自分が出てき葛藤することもあると本音をぶつけてくれた。今は、管理職の仲間がいるからやっていけると話すのが印象的だった。
同じ志をもつ仲間がいることは強さになり、原動力なる。

最後に、結局佐々木さんが【運が良い】かどうかの真実はよくわからなかったが、
【運が良い】といつも解釈する人生を私も歩む!!!と決意したインタビューでした。

あなただけの、人材育成物語聞かせて下さい。
【人材育成】をテーマにしたインタビューを受けて下さる方を募集しております。また、【人材育成を楽しく実践】されてる方を是非ご紹介下さい。
インタビューさせて頂いた方にはインタビュー記事をプレゼントします。(SNSへの公開は許可を頂いた方のみです)

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過去のインタビュー記事はこちら→NOTE

どこかの、だれかのヒントになれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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