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幸運な病のレシピ 2021年4月1日(2611)〜2021年4月30日

食事というのはじつにパーソナルなものだ。母の身体の内にあり血管で繋がている間は母の食事が血液となり体をめぐる。やがて外に出てきた後、しばらくは母の血液を飲み育つ(乳は血液が乳腺を通じて外部に分泌されたもの)。

やがて新しい家族の一員のために、家族が食事を作るようになる。家族の食事作りがそこで始まる。そしてやがて、年老いて死ぬまで、毎日家族は食事を作り共に生きる。家族が食事に持っている経験則と言うのは「医者の妄言(単純な因果関係が証明される欠乏症)」よりよほど的を得ている。

ビタミンDが免疫力を高めコロナを防ぐという。ばっかじゃなかっろうか。そもそも、免疫学はチラリ見した現象をつないでいる仮説でしかない。

1980年以前には身体の内側に細菌はいないと考えられていた。その時代は「症状」が「病因」の存在を示していると考えられていた。今や、遺伝子検査がその常識を覆してくれるだろう。コロナも良いことをした。

医療は、今まで見つかった「病因」と「治療法」をエビデンスとして、新しい問題を解決しようとする。

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僕は、この50年の社会の変化が今の私達を苦しめていると考えている。50年前の食事を続けることで「この災厄」からは逃れられる。

検査を繰り返して検査値を正常にするよく効く薬を処方され、やがて同じような手術を繰り返して「経管栄養、胃瘻、輸液」でミイラのようになるまで狭い部屋に閉じ込められて、死ぬ頃には苦しさも感じない。年金ATMとなって医療費の底上げをする。本当にミイラになったら、「よく頑張りましたね」と医師ゃに褒めっれる。身体の状態は食事の当たり前の反応なのだ。

もちろんエビデンスはない。ただ、僕は信じている。大事なことは、毎日続けることだ。誰に言っても信じてはもらえない。何よりも毎日、素材から食事を作るのは難しい。しかし、自分らしさは食事を作ることから始められる。いずれ一人孤独に生きなければならない。人様のお世話にならないでピンピンコロリと生きて死にたい。できれば、この庭の見えるところで。

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タジン鍋 #キャベツ様



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#バラブロックと野菜炒め



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#アケビの蔓




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#水餃子

手打ち餃子を見ると工場で暮らしていた頃を思い出す。会社が一気に潰されて、工員はとても辛い目にあったのだ。

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#スコッチエッグ

スコッチエッグ大好きである。動画は準備中。


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#春キャベツ



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#イシモチ 150円




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#タケノコ



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#バラのアーチ をつくった



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#冷凍トンカツ #冷凍餃子

まあ、こんなものだ。

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#ラーメン

お昼は軽くラーメンにしようと思った。メンは一人前、野菜どっさり、シャブシャブ肉をしっかり入れた。これは美味しかった。いつも美味しいのであるが。

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#天ぷらそば

お昼は軽く蕎麦にしようと思った。気がついたら天ぷら揚げていた。

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#ハンバーグ

オーブンで焼いたのが成功のもとであった。玉ネギを少なめにすることが多い。最後には鍋でソースにした。ケチャップが好評なのだ。ちょっと寂しいがたしかに美味しいのである。

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#海鮮入り酢豚

バラブロック肉が痛み始めていたので急遽作った。新玉ねぎが美味い。油通しをするとよろし。

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#茄子のトロトロ

麻婆豆腐を作ろうと思い、ミニトマトやら茄子やら蓮根が入ったら別な何者かになった。人生のようである。

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#ラッポギ #ハンバーグ

ラーメンとトッポギのあわせ技である。娘が買ってきたので皆で食べた。嬉しいものである。娘と妻が2人でハンバーグ店にいってお土産を買ってきてくれた。嬉しいものである。蕎麦を作ったがガンガン野菜と肉が入る。

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#花見  

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#サンドイッチ #鶏唐揚 #カレイ煮付け

【2021年4月3日 昼】今日の妻の弁当はサンドイッチだ。鶏の唐揚げは手早く終わるので足りなげのときはつくる。6枚切りを半分の厚さにスライスする。雪下人参がたくさんあるのでスライサーでスライスしてサンドした。
できるだけたくさんお具を入れることが嬉しい。
カレイは100円だったので買ってきたという。ありがたいことである。地場物を安く打ってくれるスーパーは妻の範疇である。
僕らの味方である。

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#皿うどん

【2021年4月2日 夜】昼のラーメンが残っていたので、一玉を3つに分けて皿うどんにした。海鮮で、八宝菜風にタレを作り、乗せる。
豚の旨味がないと旨くないので、肩ブロックの漬け込み肉を2切れ入れて、海鮮はじっくり熱を入れる。
人参をトツトツに切って加熱すると旨みが入ってくる。
海鮮を別鍋でじっくり説いて目最後はスープで煮るというプロセスは大変大事だ。
冷凍されている海鮮は、炒めただけでは生が残っていたりするし、ソースに味が入っていかないから美味しさが足りない。
こうするととても美味しい。

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#生ラーメン #雪下人参


【2021年4月2日 昼】生ラーメンが150円だっというので一玉を二人で分ける事にした。バラブロック肉があったので素揚げにして浮かべることにした。モヤシと青菜は麺の前に茹でてトッピングする。
高い店で食べるチャーシュウも美味しいが、これも美味しい。一杯25円とは思えない(笑)。トッピングを入れても100円も行かない。
雪下人参は4つに割って素揚げした。
糖尿病の「ラーメンの食い方指導」はめちゃくちゃだ。麺を半分起こせとか、汁は飲みすぎるかとか、まるで食べることが罪悪のようである。
季節の野菜や、たっぷりのお肉がこんなに美味しいのにまるで悪いことをしているような言われ方である。
素材の水(細胞の内外の様々な代謝物)を大事に調理して満足行くまで食べるが良い。カロリーという嘘っぱちの数字をまじめに守って最後は医者に見放される。それって、辛いことだ。自分を守るのは自分だけなのだ。
僕は美味しいものを素材から自分で作って食べ続けないと辛い死に方をするII型糖尿病患者なのだ。


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#2021年の花見 :人生の寛解

【2021年4月1 昼夜】花見に行ってきた。結婚した当時この公園に桜が植えられた。まだ幹は両手で外周をつかめた。いい天気だったので誘われて、酒を買い、串物を買った。楽しかった。長く諍いが止まらなかった妻とも最近は喧嘩しない。
父母が亡くなり、次の番は僕であろう。人生の寛解であろうか。
そのまま酔っ払った。

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厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。