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格差と忖度の社会

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社会の構造の変化をきちんと見つめなければ、この50年で生まれた生活習慣病を理解は出来ない。世界は単純ではない。そして変化はわずかずつ起こり、今ある姿が当たり前のように感じる。
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2021年9月の記事一覧

経営者諸君。コストを下げて、金持ちになろう!

経営者諸君。コストを下げて、金持ちになろう!

経営者にとっては夢のような話である。あんな役に立たない連中に金払うのが持ったいない。

給料安いのは能力のない証。僕は優秀だからこんなにお金ある。ますますリストラに拍車がかかる。やがて商品を買う庶民も居なくなる。

商品を買うこともなく、家賃を払える庶民も居なくなる。

芸能人や金メダリストという企業の広告宣伝費でセレブになっている連中もも金が入ってこなくなる。広告代理店も末端から切り捨てる。

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格差の方程式:トヨタ嫌い

格差の方程式:トヨタ嫌い

トヨタと言うと、日本を代表する大企業である。僕は大嫌いだ。

1980年代に「系列」、「カンバン方式」と呼ばれる製造ラインの合理化を通してコストの削減を果たして大衆車を売り出してモータリゼーションを主導して行った。

しかし、「系列やカンバン」というのは、下請けをいじめているだけの事だ。トヨタの広報のようなメディアはビスの一つまで吟味して最高の部品を選択して作り上げた自動車だなどと言う。この「吟味

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格差の方程式:宇宙から帰ってこなければいいのに。

格差の方程式:宇宙から帰ってこなければいいのに。

時給を削りリストラした金で宇宙旅行である。こっそりいけばいいのにやっぱり見せびらかしたいんだね。

たぶん、昔から格差はあったし、苦しむヒトとその苦しみの上でらくする連中はいた。封建時代はまさにそれであった。上はその支配を隠しはしなかった。身分制度というのはお互いに居場所が決まってそこではコミュニティがあり、生きていたのだ。今や、明らかに階級(階層:世襲される貧富の差)は存在する。そして、それは制

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マユが哲学しておる

マユが哲学しておる

SELF-PITY
I never saw a wild thing
sorry for itself.
A small bird will drop frozen dead from a bough
without ever having felt sorry for itself.
「この瞬間を生きること」
今を精一杯生きる者は 自らをあわれむ事はない
いつか小鳥は凍え死んで枝から落ちる、それ

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