「プロフェッショナル」の中の「プロフェッショナル」
【はじめに】
ニコラス・タグリアフィコという選手をご存知ですか?
アルゼンチン代表でアヤックス所属の左サイドバックの選手です。
CAバンフィエルドでプロキャリアをスタート。
2012年にはスペインのレアル・ムルシアにレンタルで在籍した。
2015年、CAインデペンディエンテに移籍。
2017年にはコパ・スダメリカーナを制覇した。
2018年1月5日、アヤックス・アムステルダムに移籍。
ユース年代からアルゼンチン代表に選出されている。
2011年にはコロンビアで開催されたFIFA U-20ワールドカップに参加した。
2018年5月、2018 FIFAワールドカップ参加メンバー23人の一人に選ばれた。
(Wikipedia引用)
僕と伊達和輝は幸いにもこの選手がアルゼンチンの強豪インデペンディエンテに所属していた時期に、近くで見て感じることができました。
その時のエピソードなどを含めながら僕たちが学んだプロフェッショナルの本質について話していきます。
【忘れられない衝撃の日】
僕たちはインデペンディエンテの下部組織に所属していた時、ホームのトップチームの試合を毎回観に行っていました。
スタジアムの雰囲気、ファンの情熱、選手たちの戦う姿など衝撃を受けることが多くありました。
そんな中ある日、僕たちはボールボーイをやりたいと申し出ました。ボールボーイは下部組織の選手がやることになっているので、デフェンサ・イ・フスティシア戦にボールボーイをできることになりました。
そしてピッチサイドに立ち間近で選手たちを観たその日がまさに忘れられない衝撃の日となりました。
その衝撃とは、当たり前のように観客席から観ていたものとは全く別物で想像の遥か上を行くものでした。
これまで観客席から観てきたニコラス・タグリアフィコという選手のプレーの特徴は、特に突出しているものはない、なんでも平均点の選手と言った感じでした。
ですが真横で見たタグリアフィコ選手は、これまで見てきた選手の中で1番カッコ良かったのです。
気迫のようなものを放っていて、ボールへの執念だったり、勝ちたいという気持ち、目に見えない気の部分がハッキリ僕たちの目には写っていました。
この試合を見ている最中、僕たちは一言も交わさず虜になって見ていましたが試合が終わったあと、2人が声を揃えて「タグリアフィコやばかったね」と言いました。
正直、具体的になにがやばかったのかは今でもわかっていないのですが確実にその日、僕たちは彼に衝撃を与えられました。
そして今なお「忘れられない日」として心にしっかりと記憶されています。
【マガジン「サッカーは夢」について】
僕と伊達和輝の【普通じゃない2人】が送るマガジンとなっております。
共に中学生から海外でサッカーをし、生活をしてきた経験から感じていることを発信しています。
記事の中にも、有料の方にしか見れない内容もありますが、このマガジンで集まった全額を日本を含む、世界の子供たちとのサッカーを通じた支援活動の一部に使わさせて頂きます。
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