マンホールからベンガルトラまで その14
死に近い村
背の高い草の道を抜けるとまた森に入った。
小さな川を渡る途中で人間が乗っている象達の集団に出会った。
この辺りの村に住む人と象だろうか。
もう随分宿泊地の村は近いらしい。
しかし、この象達は観光用ではないみたいだけど、どういうお仕事をしたりするんだろう。
この象達は一頭づつ長い木を鼻で持って運んでいる。
重機みたいな存在なのかな。
象の鼻は筋肉で出来ていると言うし、土木現場では大活躍だろう。
こういう田舎の村では象は生活の一部なんだな。
この豊かな森の近くな