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明日が来る度に生まれ変わればいい

不合格、不採用、落選のお知らせ、
ご縁がありませんでした、
一瞬の人間関係でも、一生のお付き合いでも、
メールで、電話で、書面で、口頭で、
一体自分は今まで何度”選ばれない”という経験をしてきたのだろう。
そしてこれから先もきっと。

派手に縫い目の見えるものから、決して目に見えない細かなものまで、
その都度、確かに心は傷ついていて、
あれ?もしかして世界に自分は必要のない人間なのでは?なんて思えてしまう。
自分なんて〜という言葉は毒だ。
時折うまく謙遜に使うと薬味になれど、
それだけを使いすぎるとなんだか胃の辺りがキリキリとしてくる。

では、そんな今の自分が、
果たして残り物、残飯処理の、残りカスの寄せ集めで出来ているのか、
または出涸らしのように無味無臭なものであるか、
と問われれば、不思議なもので存外そんな気分はしていなかったりする。
あの時選ばれなかったことによってたどり着いた今は、そんなに悪いものじゃないみたいだ。

幸せ不幸せ、
友達のままか恋人になるのか、夢で終わるのか現実になるのか、
真面目に生きるのか、ズルをするのか、
選ばれているようで、常に自分の意思で選んできた。
上手くいかないことを誰かのせいにして生きていくのは、出来るなら辞めておいた方がいい。
他人を変えることよりも、自分を変えることの方が100%簡単だ。
勿論全て自分のせいだと抱え込む必要は無いのだけれど。

年の変わり目、季節の変わり目なんて持ってこいだし、大袈裟に言えば、明日が来る度に生まれ変われば良い。
違う明日に、違う自分を期待をする、そんなあなたに。


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Funbalance/BIGMAMA


#あの日選ばれなかった君へ
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