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本当に必要なものは何か。「DDD HOTEL」に泊まってきた。

こんにちは。masato_aです。
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2022年初記事になります!
今年も誰かの目に留まる記事が書ければ良いなぁ。

さて、本記事から新しいシリーズを始めます!
・・・と言っても真新しいことはなく、私の好きなお宿の紹介ができればなぁと思っています。

noteではほとんどカメラのことばかり書くのですが、
実は、私は旅好きで特にホテルとか旅館がものすごく好きです。

泊まりたい場所から旅先を決める、なんてよくしてます。笑
コロナが流行ってからは、Googleマップに保存したホテルたちを眺めては日がな過ごす休日なんてあったり・・・笑

では、そろそろ本題に戻ります。


DDD HOTELとは

DDD HOTELは東京の馬喰町にある、ブティックホテルです。

DDD HOTELのコンセプトは公式サイトに以下のように記載されています。

『DDD HOTELは、現代の都市に生きる人々のための、“コレクティブ・ホテル”です。
めまぐるしい毎日で、少しだけ立ち止まり、自分にとって大切なことやものを見直す時間。ミニマルだが上質なものにふれあい、自分自身をアップデート、再起動する経験。様々な目的を持つ個人が共存することで生み出される新しい何か。
DDD HOTELは、自立した個人が違うままに共存する都市生活のありかたを提案します。
30年以上続いたビジネスホテルを全面改装して生まれた空間には、客室のほかに、アートギャラリー、キッチンスペース、カフェ&バーなどの文化施設が併設されており、様々なフィールドで活躍するクリエイターたちが、個性を尊重しあいながら活動しています。コレクティブが生み出す新しい何かを想像してみてください。』

--DDD HOTEL公式より引用

DDD HOTELはモノや情報が溢れ、立ち止まってはくれない現代を生きる人々に
あえて、宿泊施設としては最低限な設備のみですが、その代わりにギャラリースペースや作業や交流のできるカフェスペースなど新しい価値を想像できそうな空間を与えてくれます。

本当に自分に必要なモノや情報、環境は何なのか、それに気づかせてくれるホテルだと感じました。


"モノや情報がいくら増えても私を形成する一つの軸のようなものは変わらない"


現代のモノや情報が溢れ、また便利なこの世の中を生きていくうちに、
時には周囲に流され、自分というものを見失いそうになっていませんか?

最低限という言葉は、何だか足りていないのではないかという不安な感覚に陥りますが、必要十分という言葉に言い換えることができます。

そんなDDD HOTELのミニマム空間で、めざましく変化する現代から外れ、少しゆっくりと自分自身や周囲を見渡す時間を過ごすのはいかがでしょうか。



美術館の一角のような空間

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まず、ここにきて驚いたのはかなり広いロビーに対しての何もなさです。笑
まるで、美術館の一角に来たような空間が広がっていました。

ほとんど何もないはずなのに、なぜか魅了されてしまう空間。

入口もすごく素敵ですが、私は照明やその空間全体の色味に惹かれました。
この空間に入った途端時間がゆっくり進むような感覚を覚えました。
(あと正直まず入って人がいないというのも新鮮でした。)

本当のロビー(表現が正しいか分からないけど・・・)はエレベータで上がった2階にありました。そこでチェックインしたら、いよいよお部屋とご対面です。


部屋までの道のり

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字体がなんかいい。照明も含めて、全体的にレトロ感あって好きでした。


お部屋までの道のりは、全体的に暗い印象ですが、照明がかなり暖かい印象のせいか、そわつく感じはなく落ち着く感じでした。

と言ってもホテルって大体廊下暗いところ多いですけどね・・・


これぞ、ミニマム空間

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普通のビジネスホテルより狭いけど、シンプルなおしゃれさがある。


今回私は一人でシングルのお部屋に宿泊しました。

最初の印象は本当に何もないんだ、と改めて驚きました。
テレビや少し作業のできる机や椅子などは、もちろんありません。(冷蔵庫はあります!)

シングルのお部屋は特に狭さを感じるかもしれません。


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写真では分かりづらいですが、シャワールームは結構広め!


スライド式のドアを開けると、かなり広い空間が待っていました。
かなり洗礼された、清潔感あるシャワールームでした。


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全体的に照明が落ち着きがあって、こういうのがミニマムな印象を与えるのかな。

落ち着ける空間にいることで、改めて客観的に自分が見れたような気もしました。


※今回は食事なしのプランで宿泊したので、カフェ施設の利用はしませんでしたが、かなり人は多めで、賑わっている様子でした。
他の宿泊者の方との交流もあれば、楽しそうですよね。


DDD HOTELの一泊を終えて

宿泊をしてみて、気づいたことです。

まずは、時間の使い方です。

私はテレビがあったら何となくつけて、結局流し見しながらゴロゴロしがちですが、テレビなんてありません。
ゆっくりお風呂に入って、明日の準備ややることの確認、持ってきておいた好きな本や雑誌を読んで過ごしました。

テレビを見る時間を他のことに使えた、ということです。
テレビが悪いというわけではありませんが、時間の使い方という意味でこういう過ごし方も良いなと改めて感じました。


もう一つは暮らしのヒントです。

DDD HOTELはミニマム空間で、必要最低限の設備しかありませんでした。
引き出しやクローゼットにアメニティや冷蔵庫などが設置されていましたが、

上手く生活感あるものを隠し、目に見えるものを最小限にすることで空間に余裕を与え、シンプルでミニマムに過ごすためのヒントがあったように感じました。


終わりに

DDD HOTEL皆さんも一度は宿泊してみると、新しい発見があるかも!・・・

東京には行きたいホテルがたくさんですが、ここはまた行きたいな。


masato_a

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