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聖なる一歩〜エジプト旅vol.10

エジプト9日目

9/24

おはよう6:30
今日はダイビング最終日。
かつ、ハルガダ出立の日(予定)。

ルクソール・アスワン・アブジンベル怒涛の日に向かう。
できれば28日にカイロへ(たぶん無理ゲー)
難しくても30日にはカイロへ帰りたい(コレは怒涛のゲーム)

と、ちょっと焦っているのか、夢をみた。

***夢の話し***

今日は文化祭の様子。劇をするみたい。場所はなぜか病院。めちゃ入り組んでいる…。スタッフが廊下を歩いている時は横切ってはいけないルール。隠れながら、部屋を移動する。僕は当日だと言うのに、セリフを覚えていない。めっちゃ焦っている。そもそも台本を持ってなかったようで「貸してくれ!印刷してくれ!」と周囲に聞きまくっている。出てくるのは友達(歴代の…高校大学大人になってからの)で、誰も貸してくれないという…なんだよw

そうこうしてるうちに起きた。

さ、昨日やりかけで寝た、アドバンスのテキストを開いて少し勉強。

8:30出発だ。

日本人が2人来ている。
昨日からハルガダらしい。
ダイビングを4日くらいした後、ギリシャへ行って、またエジプトに戻ってくるプランだそう。

1人はしおりさん(けばいw 僕と同じか少し年上か…)
もう1人はまっちゃん(63、寡黙なおじさん)
2人ともライセンス持ち。
二人はダイバー友達でかつジム友達だと。
それ以上でもそれ以下でもないと…。
でも、一緒に海外旅行するようだ。
不思議…。

2人は喧嘩しているw
すぐ言い合いをするw
「どうおもいますか!?」って言われる。
「ハルガダの空気的には穏やかにのんびりがいいんじゃないでしょうか?」
と答える。

しおりさんが「このおじさんほんまキモい」って言うてる。
じゃなんで一緒に海外旅行するの!w
まっちゃんは「じゃ、どうしたらいいの?」って聞いている。

僕は和牛の漫才を思い出す。

「どうしたらいいの?じゃないやん!どうしたいの?」(水田:結婚式を抜け出してくるネタより)

見てるのはおもろいけど雰囲気は悪い!w

今日は、昨日までずっと面倒を見てくれたアブドゥはエジプト人7人の先生をするようで、息子のモハメドが僕らの先生をしてくれる。

モハメドに呼ばれる。

「なに?」
「ハピバスデーだよ。」
「また?」

今日もダイバー、ハピバスデーだ。
海で祝う誕生日、2回目!(ボート生活4回で2回誕生日パーティ)
なんて日だ!w

最初のダイブは11:00
初めてくるスポットだ。
海底が森みたいな感じる。

モハメドは日本語も話せるから「海の森だね!」って言うと「森?なにそれ」って、「木がいっぱいのところ!」って言うと「見たことない」と。

確かに、エジプトに森はなさそうだ。

あってオアシスかな?
人が住んでるところは開拓され、住んでないところは砂漠だ。

サンゴの周りにお魚さんたちがあつまり、ご飯を食べている様子。

お魚さんの日常に「アッサラーム・アレイコム」

上がって来て、体を乾かしてたら、カンカンカーン!鐘がなる。

もうnote読んでくれてる人にはお馴染みの音でしょ?

ランチターイム!

お皿とフォークを持って並ぶ。

給食みたいによそってくれる人がいて、よそってもらって頂きまーす!

今日も美味い!

ごちそうさま。

さて、いったんおやすみw

起こされた〜よ、2回目のダイビング!

おじさんが全然できなさすぎて、おじさんを水底で待つ時間がクソほど長い!この野郎ww

人工の小さなピラミッドが海に沈められてた。

今日はカメラなし!

昨日まではアブドゥが撮ってくれてたからね。

ウツボが全身あらわにして泳いでる。

よゐこの浜口に突かれないようにしなさいや〜。

ここにもクリーニングフィッシュがいる。口を開けてみる。見向きもされない…。なんでだよ。口がもうすでに綺麗かい?w それとも・・・

海から上がってモハメドに聞いてみる
「口に入ってくるクリーニングフィッシュは、あのエリアのだけ!」

「へー!」
あのエリアのクリーニングフィッシュだけちゃんと口に入ってくれるんだな!

エクセレントフィッシュ!

言うて一緒にケタケタ笑う。

そんなおもんないやろ!w

言うてたら、今日も3時のケーキ!

今日のはなんだかべちょべちょ。

あま〜くて美味しい。

港に到着。

これでエジプトハルガダダイビング納め。
これからは沖縄とか高知で潜りたいなー。

イルカと泳ぐこともなかったし、ナポレオンフィッシュにも会えなかった。カメもいなかった。海の中だけで言うと少し残念かもしれない。

でも、知らぬ人の誕生日を2度異国の人たちと、しかも海の上で祝わせてもろた。これはなかなか体験できぬよ。

そしてボート4日間、立ち代わり現れる美女のビキニ姿も見納めだな。
外国人はエロくは見えないけど色々「すごいな!」って感じ。

帰って来て、日本人2人を見送る。
そして、爪切りを借りる。
めっちゃすっきりする。

散髪の話をする。
それ、popular styleじゃないよw
いくら?
100EGPだったというと、「高いね!20〜30EGPくらいで行けるよ!」
って言われちった!

ま、600円で髪切れたと思うといいか!

「こいつなら俺にいくら払うんだろうか?」そういうところからビジネスが始まる。これがスタンダードで、言い値が普通の文化。騙してるつもりは全くなく、それがビジネスだと、トミエさんが教えてくれた。
僕から100EGPとった彼は、お金のない貧しい子どもたちには、もっと安い値段で髪を切ってあげていると思う、と言っていた。
そうして、僕の100EGPが巡れば、それはそれでいい。
日本円は円高だ。

100EGP(600円)で特に「ん?」って思わなかったんなら、それはその値段だったということ…と。

そしてノンアルのビールをグビッと飲んで、note作成開始!

めっちゃたかってくる!

アラビア語で色々話してくるけど全然わからないw

今夜はなにを食べようかな。

トミエさんオススメのハワウシとエジプトピザを買いに。

ちょっと遠いらしく、モハメドが連れて行ってくれる。

ついでに、アッパーエジプトバスステーションにも連れてってくれて、バスの時間を確認してくれる。

まさかの深夜2:00出発。

今は19:30だよw

さて、買ってきたご飯を食べよう。

さたけは今どうしてるかな?
LINEをする。

日本とは時差7時間。
深夜でみんな寝ている。
そんな時に、返信が返ってくるだけでもホッとするもんだ。

21:15になった。
ちょっと帰る支度をしようかな。

支払いを済ます。
saradiverのオリジナルTシャツを購入。
決してかっこよくないけどw

トミエさんと90分ほどロングトーク。

トミエさんより

エジプトきて気づいた。妬む必要がない。☓☓さんの〇〇が欲しいな。羨ましいなって思ったら、私にも恵みがありますように…と神に願えばいい。☓☓さんがそれを失えばいいとか、☓☓さんから奪おうと考えなくても、自分にも恵みを〜と願えばいいだけだと。さらに、☓☓さんの〇〇はもっと栄えますようにって!思えばいい。

さらに

コルクラボの話をするととても楽しそうね!と言ってくれる。
10数年前にsaradiverに来たスナイパーの話をすると、思い出せない様子も、嬉しそうではある。

理学療法士の仕事の話しをする。マスターorインストラクターをとって身障者のダイビングを支援する人になるのはどう?

確かに、不自由さを抱えて生きるにあたって、社会や家族が過保護になる可能性もある。その人がもつ可能性を周囲が摘んでしまうことが大いにあるような気がする。それは身体の不自由さうんぬんは関係ないかもしれないが、顕著ではあるような気がする。
その人の可能性にフォーカスした仕事は楽しいだろうな…と想像にたやすい。

また

エジプトに移った後も、気になるから昔から日本を見ているけどどんどん生きにくくなってきているように感じる。エジプトで見てても、世界で日本に勝ち目はないように思う。中国、韓国とかインドの方が圧倒的。日本のはすごいだろ!日本のを買えよ!って言うのをすごく感じる。性能はいいが、値段は高い。他の国は、エジプトで売れるためにリサーチをすごくして、自国のものを使ってもらうように、他国に価値を感じてもらうように、相手に合わせて提供しているように思う。結果、売れている!性能は日本のものに劣るかもしれないが、そこに住んでいる人が必要としている機能は十分揃っている。だから、みな、日本製でないものを使う。

アブドゥがきた。
お礼を言う。

またダイビングしにおいで。マスターをハルガダで取れば一ヶ月潜ることになる。一ヶ月アラビア語と英語に触れれば、話せるようにもなる。ハルガダはリゾート地だから、たくさんの海外の観光客がくる。英語はすぐに出来るようになるだろう。そうすれば、どの国に行ってもマスターダイバーとしてお手伝いできるよ。それでも好きなら、インストラクターまで取ればいいよね。痩せるし、いいと思うよw

で締めくくってくれた。

いい人に巡り会えたものだ。
アブドゥのokサインほど安心させられるものはないよ。

ありがたい。

さて、今0:30だ。
帰る支度をして、1:00に出発しよう。
ルクソールへ向かう。

これはsara diverのバイトおじさん。

今日はこのへんで。
ボイバイボイバイ!(28日にアップした4日も遅れてる…w)

サポートありがとうございます。 あなたのそのお気持ちのおかげでnoteを続けてこれました。 去年は1年で120本…みなさんのおかげです。これからも誰かに届く文章をかいていきたいです。