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数年前に鬱を経験して

みなさまこんにちわ。
記事をご覧いただきありがとうございます。

ボクはいま、山形県のハーブ研究所で自然農法を実践しています。
在来作物である早田瓜の苗作りです。

数年前まで直売所や八百屋の店長と副店長をしていましたが、ボク自身が仕事に入り込めば入り込むほど、ボク自身を追い込んでしまうことになってしまった関係で、

適応障害という名の、鬱病になっていきました。一度この状態になると、みなさまが懸命に仕事をされているようなペースで仕事をすることがままなりません。

医者にかかるのも考えたのですが、薬漬けにして生きることがボクの中ではとても憚られました.

理由はシンプルに、身体が薬漬けになってしまうことが哀しかったことと、何よりいずれは自然環境へ流れていく薬品成分が田んぼなどの藻類(簡単に伝えると藻です)の成長を阻害してしまい、結果二酸化炭素が地球に蔓延してしまうことに繋がってしまうことを、大学院時代に取り組んでいた研究で理解していたからです。

正直、鬱病という言葉はどこか遠い言葉に感じていました。言葉に書くと強烈ですし、大切にしていたいろんな人がボクの周りから離れていってしまうような、そんな孤独感や寂しさに押しつぶされそうな

そんな気持ちがありました。もちろん、両親もこのことを受け入れられず、早く仕事しなさいの一点張りで、なかなか理解をしてもらえない辛く苦しい状況でした。

そんな中、子供達と遊ぶボランティアをしていた中で仲良くなった友達から知り合いを紹介してもらい、全財産を使い、勇気を出して旅に出ることにしました。

その間色々な人たちとの出会いがあったのですが、

そういう流れで、今は山形県で自然農法を実践しています。

不思議と自然農法の在り方や生き方が肌感にあっていることと、ボクが旅をしてきた中で培ってきた「命の尊さに気づき人間性を育んでいく教育」を農育や食育という型で取り組みたいという夢や希望が湧いてきました。

今は日々日銭を稼ぎながらの生き方なのですが、以前まで会社員として社会の一員として貢献してきた生き方と比べて、ボク自身が生き訳すなってきてるのが、今はわかってきました。

自然農法自体始めたばかりで、日々一つ一つ経験を積み重ねていますが、「早田瓜が生きやすい環境を作り上げる」ことを意識して、心掛けて生きていると、いろんな生物との出会いが憎まいときもあり、癒される時もあり…

生き物の生き方の見方一つを変えるだけで、実は一緒に生きているんだなということに気づかせてもらっています。

いまは、早田瓜の苗作りで厄介な存在としてみていたナメクジを観ていると、私たちが就寝する夜に活動を始めて若芽を食べていきます。

このことだけを観ていると、今にも駆除したいという気持ちになるのですが、

土づくりというそもそもの土台に意識を向けると、ナメクジが落ち葉を食べてでてくる糞を土中の微生物が食べて有機物へ変えていくと、

土がふかふかになり、土中の粒度も程よいバランスになり、十分な保水性や養分が保たれるようになるので、植物が育ちやすい土へ自然と変わっていくんですね。

有機農業やオーガニック農業、自然農法を実践されている人たちがたくさんおられるので、読んでくださっている皆さまもどこかで聞いたことがあるかもしれません。

もうしばらく苗作りを真剣にやり、その後のことはそう少ししてから、徐々に考えていきます。

ボクは、無理せず、前に歩くと決めた日から、一人一人が生きやすい生き方を応援し、ゆくゆくは援助できるような大きな大人になりたい。

読んでくださり、ありがとうございます。

ちなみに、今はこんな感じで生活しています。

生活スペースを一部だけお借りして暮らしています

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